売上100億円超のSARUCREWがecforceに感動。「玩具GANG」実現までの道のりに迫る。

目的・課題

レンタル定期通販という特殊なサービスに対応できるECカートシステムの選定
急成長する事業に対応できるECカートシステムやマーケティング機能の活用

効果

レンタル定期通販に対応したECカートシステムの構築
Webマーケティングがしやすい機能群で、広告効果やLINE登録率が向上
ecforce efoを導入し、ユーザーの記入漏れや記入ミスがなくなり、CVR3.9%UP

はじめに事業概要と立ち上げの経緯を教えてください。

株式会社SARUCREWは、2019年にASP（アフィリエイトサービス・プロバイダ）事業メインの広告代理店として創業しました。

3期目に既存の広告事業が軌道に乗り、これまで積み上げてきたWebマーケティングなどの知見と、カートシステム会社や倉庫会社との関係性を活かせる新規事業を複数立ち上げることになりました。その1つが「玩具GANG」（がんぐぎゃんぐ）です。

玩具GANGは、知育玩具レンタルのサブスクリプションサービスで、0歳から3歳まで毎月5つのおもちゃをレンタルし、最短1ヶ月で新しいおもちゃと交換可能。月齢に合わせたおもちゃに都度交換することで、お家の中におもちゃが溢れることがなくなる点もご好評いただいています。

また、このサービスは育脳教室「くぼたのうけん」*と提携しており、遊ばせるだけで脳の発達を促すおもちゃのみを取り扱っています。0歳から3歳までを月齢ごとに区切り、その時期の脳の発達に合わせたおもちゃを選定しています。

*くぼたのうけん：伝統的な育児法と最新の脳科学を融合した「くぼた式育児法」を実践する、0歳からの育児教室

EC事業で重要視していることを教えてください。

SARUCREWの強みはWebマーケティングにあり、特に高速でPDCAを回して成果改善をしていく点に特長があります。玩具GANGでも同様に、KPIの中でも特にユーザー数を意識して、Web広告を活用したマーケティングを主軸にPDCAを回しました。

初期は化粧品などと同じように、リスティングや漫画コンテンツを使った記事広告、SNS広告などを半年ほど試してみました。そこで判明したのは、玩具GANGはインフルエンサーマーケティングと相性が良いということです。

子育て中のママさんは、Instagramで月齢の近い子どもを育てるママさんから情報を得ています。弊社は独自のインフルエンサーASPを保有しているので、それを活用し、Instagram経由でユーザー数が圧倒的に伸びました。

Webマーケティングの強みを活かせる機能を活用し、LINE登録率96％を記録

ecforce導入の経緯と導入後の成果を教えてください。

ecforceを知ったきっかけは、SARUCREWが手掛けてきたASP事業において、広告主の売上トップ10のうち、７〜8割がecforceを使っていたことです。その影響で私自身もecforceに触れる機会が多く、連携や管理には慣れていました。

導入を決めたのは、その対応力に感動したことがきっかけです。SARUCREWは思いついたらすぐに行動に移し、新しい事業を立ち上げるのですが、そのスピードに連動して一緒に可能性を模索してくれたecforceの対応力には驚きました。

株式会社SARUCREW　 Corporate Division マネージャー　藤浦明星氏

実は他のECカートシステム会社様も検討していたのですが、玩具GANGはレンタルという特殊で複雑な定期通販だったので、実現が難しいと頭を抱えていました。そもそもレンタルの定期通販を管理できるシステムがほぼ見つからないのです。

しかし、ecforceが一緒に取り組んでくれたおかげで、倉庫会社と物流会社、そしてecforceと私たちという特別な座組みで、課題を解決することができました。もの凄いスピード感で作り上げることができたので、とても感謝しています。

また、先程お話した弊社の強みであるWebマーケティングの効果を上げる連動機能や分析環境がecforceは充実しており、使いやすいのが特徴的です。

例えば、LPを複数作れるだけではなく、テンプレートからカスタマイズしやすい点が助かります。UI・UXも綺麗で扱いやすく、サンクスページをカスタマイズして「LINE登録」を促すように設計すると、登録率96％という成果が出ています。

他にも玩具GANGでは、ecforceのチャットボット機能である「ecforce efo」*を活用しています。

*ecforce efo:チャット型対話式EFO。ECサイト上にチャット形式の注文フォームを簡単に設置できるサービス。CVRを向上させ、広告投資のROIを最大化させる。

「玩具GANG」を始めた当初はecforce efoを導入せずに、通常の購入画面でお客様情報を入力してもらっていたのですが、こちらの設定ミスにより記入漏れや記入ミスが多発。その対応のため、こちらからお客様へ問い合わせを行うことが多くありました。

しかし、ecforce efo導入後は記入漏れや記入ミスがゼロになり、非常に助かっています。また、お客様から「このおもちゃは既に持っています。」や「月齢より遅めのおもちゃが欲しいです。」などの要望をいただきやすくなり、コミュニケーションがスムーズになりました。

さらに、自社サービスの成果報酬型ASP「MONKEY」*とecforceはすぐに連携が可能です。創業から3年で100億円を超える売上を作ったSARUCREWですが、ecforceはスピード感も成果管理の面においても、絶大なる期待と信頼を持っています。
また、弊社サービスのデータ連携は基本的にソケット通信で行っています。従来のクッキーありきのトラッキングではないため、iOSでも実データとの乖離が大きくなることはありません。ソケット通信に対応していない他社のECカートシステムがある中で、ecforceはしっかり対応してくださるので非常にありがたく、この点も大きな強みだと感じます。

これらの効果としては、カゴ落ち率が10％削減され、CVRが3.9%UPしたという結果もでています。