この記事でわかること
近年、新しいECサイト構築方法として人気のある「クラウドEC」。
クラウドECは、システム連携やカスタマイズなどの自由度も高く、ASPのようにシステムが古くならないなど、「パッケージ」と「ASP」の長所を掛け合わせたようなECサイト構築方法です。
そこで今回は、クラウドECの中でも特に人気のある「ebisumart」の特徴や料金、評判について紹介していきます。
ebisumartとは?
「ebisumart」とは、クラウドECという方法でサイトを構築する、クラウド型ECシステムのことです。
小〜中規模のECサイトを構築する場合は「ECパッケージ」や「ASP」などの構築方法が人気です。
しかし、ECパッケージには「システムが古くなる」、ASPには「システム連携ができない」というデメリットがあります。
ebisumartでは、これらのデメリットを解消しているECサイト構築方法「クラウドEC」を採用しています。
ebisumartの特徴
ここからは、ebisumartの特徴を紹介していきます。
ebisumartの主な特徴は、以下の3つです。
- 複雑なシステム連携に対応
- 自社サーバーが不必要
- 導入実績650社以上
それぞれ詳しく紹介していきます。
複雑なシステム連携に対応
1つ目の特徴は「複雑なシステム連携に対応している」です。
ebisumartは非常に拡張性が高く、複雑なシステム連携を得意としています。
また、定期的に追加費用が発生していた機能が標準機能になることも多く、カスタマイズの開発コストや工数を抑えることができます。
新しい機能でも追加費用なしで利用できる可能性も高く、中長期的に見るとコストパフォーマンスも優秀です。
自社サーバーが不必要
2つ目の特徴は「自社サーバーが不要」です。
当たり前ですが、クラウドECではサーバーを必要としません。
自社でサーバーを管理するのは手間がかかるため、コア業務に集中したい人には大きなメリットでしょう。
しかし、ebisumartのサーバーはAWSを利用しているため、AWS関連のトラブルが発生すると、なんらかの障害が起きる可能性があります。
また、サーバーを管理する必要はありませんが、サーバー使用料は発生します(アクセス数による従量課金制)。
導入実績700社以上
3つ目の特徴は「導入実績は700社以上」です。
ebisumartの導入実績は700社を超えており、運営会社の「インターファクトリー」は2020年8月にマザーズへ上場しています。
ライバルとしてよく比較される「ecbeing」の導入実績は1,300社なので、差はありますが、単純に実績としては700社でも申し分ありません。
ちなみに、SaaSのECサイト構築部門では、導入実績はトップクラスです。
ebisumartの料金
カスタマイズによって金額は大きく変わりますが、大規模なECサイト構築を依頼すると、300万〜数千万円の初期費用が必要になります。
標準機能だけでも300万円からで、月額費用は数十万円程度です。
「標準機能だけならASPの方がいいのでは?」と思っているかもしれませんが、将来的なシステム連携の可能性を考慮するとebisumartを利用する価値は十分あるでしょう。
ASPであればシステム連携ができないため、新しいECシステムが必要になりますが、ebisumartなら簡単にカスタマイズすることができます。
また、月額利用料は固定ではなく、ECサイトのアクセス数によって決まります。
ebisumartの導入事例
ebisumartの導入実績は700社を超えており、2020年8月にはマザーズへ上場しています。
中大規模向けECサイト構築では、「ecbeing」に次いで2番目の上場です。
それでは最後に、ebisumartを採用した企業実績を紹介していきます。
ドクターマーチン・エアウエア・ジャパン株式会社
ドクターマーチン・エアウエア・ジャパン株式会社が運営している公式オンラインストア「ドクターマーチン公式オンラインショップ」もebisumartが構築しています。
ブランドヒストリーやコーディネートの提案、シューズケアのコツなど、ドクターマーチンらしいコンテンツが充実しています。
商品は「レディース」「メンズ」「キッズ」の3つのカテゴリーに大きく分かれており、ネットショッピングに慣れていない人でも、どこに何があるのかが簡単に理解できるでしょう。
ブランドコンセプトを強く押し出していますが、前回アクセスしたカテゴリーを次回のトップ画面に表示するなど、ユーザーの利便性も考慮されています。
株式会社パーク・コーポレーション
株式会社パーク・コーポレーションは、花やフラワーギフト専門のECサイト「Aoyama Flower Market」を運営している会社です。
こちらの公式サイトも「ebisumart」が構築しています。
生花を新鮮な状態で届けるために、出荷情報や在庫関連の機能を重点的にカスタマイズされています。
また、Aoyama Flower Marketでは、季節に合わせたフラワーギフトが届く定期便が人気なので、リマインド機能も搭載されています。
ebisumartまとめ
この記事では、ebisumartの特徴や料金、評判について解説しました。
ebisumartは、SaaS型のECサイト構築ツール部門で3年連続シェアNo1を獲得しており、導入実績も700社を超えています。
標準機能も充実している上に、ユーザーの希望を最大限に反映した独自機能やデザインのカスタマイズにも対応してくれます。
最低でも週に1回はアップデートされているため、システムが陳腐化することもなく、改修コストもかかりません。
魅力的な要素の多いebisumartですが、やはりネックなのは「コスト」ではないでしょうか?
コスト面でebisumartの採用を迷っている人は、弊社が運営する「ecforce」も検討してみてください。

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