この記事でわかること
Shopifyは月額料金を支払えば、誰でもすぐにECサイトを構築できるサービスです。Shopifyストアのオーナーになれば、自分の好きな商品を販売したり、実店舗と連携したオンラインショップを構築できます。
しかし、「Shopifyってどんなサービスなの?」「Shopifyの利用を始める方法が知りたい」と考えている人も多いでしょう。
そこで本記事では、Shopifyの概要や特徴、利用するメリット・デメリットを解説します。さらに、Shopifyの料金プランや利用方法についても紹介するので、気になる人はぜひチェックしてください。
これからECカートを決める方・いまのECカートに満足してない方へ。以下の記事にも、あなたのお悩みが解決する情報が満載です。
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Shopifyの概要
Shopifyとは、月額料金を支払って登録すれば、すぐにオンラインショップを開設できるECプラットフォームです。Shopifyは世界中で利用されており、2022年時点で利用ショップ数は数百万点を超えています。
海外を中心に利用されているサービスですが、日本語にも完全対応しています。豊富なテンプレートを利用すれば、初めてECショップを開設する人でも簡単にサイトをデザインできます。
また、Shopifyには実店舗・自社サイトのカート導入やより高度なデザインや機能を追加するサービスが存在します。自由度の高いサービスで、Shopifyオーナー独自のECサイトを作り上げることが可能です。
Shopifyの特徴
Shopifyの特徴は、大きく分けて以下の3つです。
- 簡単にサイト制作・更新ができる
- 豊富なアプリが用意されている
- スムーズにSNSやAPI連携が可能
それぞれ順に解説します。
簡単にサイト制作・更新ができる
Shopifyを利用すれば、初めてでも簡単にECサイト制作・更新が可能です。Shopifyに用意されているデザインテンプレートは100種類以上存在し、ブランドの世界観や商品販売に適したサイトを簡単に構築できます。
また、html/cssなどのプログラミングに関する知識は不要です。必要な機能はShopifyショップから簡単に導入できるため、専門知識不要でECサイトの運営を進められるでしょう。
豊富なアプリが用意されている
Shopifyには「アプリ」と呼ばれる、追加機能を導入できるサービスが存在します。アプリは無料版から有料版まで様々な種類があり、ECサイトの構築に最適な内容を自身で選択が可能です。
また、Shopifyのアプリは2022年11月時点で6,000種類以上存在します。アプリを導入することで、ショップに定期購入の設定ができたり、商品レビュー機能を設定したりできます。無料アプリでも、様々な機能をを活用可能です。
スムーズにSNSやAPI連携が可能
ShopifyはInstagramやTwitterなど、各種SNSと連携が可能です。連携したSNS上で取扱商品を販売できるため、販売チャネルを広げて売上アップを期待できます。
また、ShopifyはAPIによるシステム連携機能も搭載しています。標準搭載機能に加えて、ERPやPOSなどの外部システムと連携することで、作業の効率化が可能です。API連携を活用すれば、ショップの目的に合わせた最適なシステム設定を進められるでしょう。
Shopifyのメリット・デメリット
Shopifyを利用するメリットは、様々なアプリによる高い拡張性と初心者でもECサイト構築・運用ができる点です。ECサイトプラットフォームの中でも、Shopifyの連携アプリ数はトップクラスです。
他のECサイトプラットフォームにはない機能を追加できます。さらに、豊富なデザインテンプレートと直感的な操作性で、初めてECサイトを運営する人でもスムーズに利用を始められるでしょう。
しかし、集客は自社で対策が必要な点や細かいカスタマイズには技術が求められることに関しては、Shopifyのデメリットです。ショップへ集客するには、コンテンツやSNS連携機能をうまく活用する必要があります。
また、テンプレートをよりオリジナリティのあるデザインに変更するには、一定のプログラミング技術が必要です。状況に応じてECサイト構築サービスなどに依頼することで、デメリット部分を払拭できるでしょう。
Shopifyの料金プラン
Shopifyには、以下3つの料金プランが用意されています。
|
ベーシックプラン |
スタンダードプラン |
プレミアムプラン |
月額料金 |
25ドル |
69ドル |
299ドル |
特徴 |
・運営に必要な機能が揃っている ・スタッフアカウントを2つまで作成できる |
・各種手数料が安い ・分析機能が利用できる |
・スタッフアカウントを15人分作成できる ・高度なレポート機能を搭載 |
Shopifyの料金プランは、それぞれに特徴がありECサイトの運営規模に合わせて選択が可能です。中規模以下で運営するなら、スタンダード・ベーシック、10人以上で運営するならプレミアムがおすすめです。
また、Shopifyにはライトプランと呼ばれる小規模プランが用意されています。月額9ドルから利用できるため、一人で始めるならライトプランを選択すると良いでしょう。
Shopifyの利用方法
Shopifyの利用手順は、以下の通りです。
- サービスへ登録
- 商品登録
- テーマの決定・デザイン設定
- 決済手段の導入
- 運用開始
それぞれ順に解説します。
サービスへ登録
Shopifyの利用を始めるためには、サービスへ登録が必要です。Shopifyの公式サイトから、自身のアカウントを作成して無料トライアルを開始します。
また、Shopifyのアカウントを作成する際は、個人情報・メールアドレスとアンケートの記入が求められます。全て合わせても5〜10分程度で完了するため、無理なく進められるでしょう。
商品登録
Shopifyのアカウント作成が完了した後は、管理画面から販売商品の登録を実施します。商品管理画面から商品追加の編集を行うことで、サイト内で販売する商品を設定できます。販売商品に関する8つの項目を埋めることで、商品の登録が完了します。
また、登録画面にはSEO設定が存在するため、全て埋めておくことで自社商品を検索エンジンで上位に表示できる可能性がアップします。
テーマの決定・デザイン設定
販売商品の登録が完了した後は、ECサイトのテーマやデザインを設定します。取扱商品を効果的に販売するためには、ECサイトのテーマ・デザイン設定が必要です。
Shopifyには100種類以上のデザインテンプレートが存在しており、自社ビジネスに合わせたテーマの設定が可能です。テーマやデザインは基本無料で設定できるため、コストを抑えてECサイト構築を進められます。
決済手段の導入
販売する商品の登録やECサイトデザインの設定が完了した後は、決済手段を導入しましょう。Shopifyではアプリを導入すれば、クレジットカードやバーコード決済など、様々な決済手段に対応しています。自社で取り扱っている商品・ビジネスプランに合わせた決済手段を設定しましょう。
また、決済手段の導入が完了した後は、送料の設定も必要です。Shopifyの国内配送料は1,000円で設定されています。配送エリアや重量に合わせて送料を設定することで、より効果的に販売数を増やせるでしょう。
運用開始
決済手段や送料の設定が完了した後は、Shopifyストアを開業します。ストアの開業が完了した後は、SNSやWebサイト上で集客を行い、取扱商品の販売まで繋げていきます。
Shopifyでは各種SNSやAPIと連携が可能です。様々なツールを活用することで、ショップへの集客数を増やせるでしょう。
まとめ
以上、Shopifyの概要や特徴、利用するメリット・デメリットを解説しました。
Shopifyはコストを最大限まで抑えて、ECサイトを構築・運営できるサービスです。初めてECサイトをオプションする人でも、直感的に商品登録や販売設定を進められます。
Shopifyを初めて利用する場合は、14日間の無料トライアル期間が設定されているため、ぜひチェックしてみてください。
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※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月