この記事でわかること
基幹システム、顧客管理、分析機能、外部システムとの連携機能を兼ね備えた侍カートは、定期通販・D2Cの必勝フローを全て攻略できるECシステムパッケージです。
侍カートではメールやDMは自動発送のため手間を省くことができ、加えて電話注文機能や分析機能も充実しており、時間とコストを削減しながら定期購入者数アップへと繋げることができます。
本記事では侍カートで利用できる機能や導入事例を解説します。お読みいただくことで侍カートについて理解できますので、単品通販サイトの開設を検討中の方は参考にしてください。
これからECカートを決める方・いまのECカートに満足してない方へ。以下の記事にも、あなたのお悩みが解決する情報が満載です。
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侍カートとは
侍カートとは、株式会社FIDから2013年に登場した定期購入のためのECカートシステムです。
ネットショップ構築や運営に必要な機能が全てそろい、さらにはサンプル購入から定期購入への案内を自動化してくれる2ステップマーケティングの機能で購入者を優良顧客へと育てます。
またフォーム一体型のLPの制作がテンプレートを使うだけで可能なため、htmlやcssなどの知識が必要ありません。
導入や受発注にかかる手間を最大限削減できる侍カートは、少人数で運営するスタートアップ企業に人気があるショッピングカートです。
侍カートで利用できる機能
侍カートで利用できる機能は以下の通りです。
- フォーム一体型LP機能
- アップセル機能
- 定期購入機能
一つずつ解説します。
フォーム一体型LP機能
侍カートではランディングページに個人情報入力を作成するフォーム型LP機能を採用しているため、新規顧客を効果的に獲得することができます。
通常のECサイトでは「商品選択」「確認画面」「個人情報入力」「支払情報入力」「入力情報確認」「注文完了」と、購入完了までに5〜6個のフローを踏む必要があります。
しかし侍カートはランディングページにフォームが備わっているため、個人情報を入力すると、入力情報確認のページに遷移し、クリックすると注文完了ページに移り、更にもう1クリックで注文完了ページ、とわずか2ステップで商品購入が可能となっています。
そのため、購入意欲のあるユーザーの負担を軽減できる仕組みとなっています。
スムーズに商品が購入できる体験は、顧客の行動を促すことにおいて重要な要素のため、侍カートのフォーム一体型LPは新規顧客獲得アップや売上の最大化に期待ができるでしょう。
アップセル機能
商品の購入完了直前になると、確認画面で「定期商品の購入」が訴求されるため、アップセルでの購入率を上げることが可能です。
顧客が商品購入直前のページへ行くと「定期購入ならさらにお得です!」といった案内を表示することができます。顧客はその場で「商品を変更する」をクリックし、ユーザーは簡単に定期購入への変更が可能になっています。
この機能や訴求方法によりアップセル率が5%から20%まで上がった実例もあり、売り上げアップに高い効果が期待できる機能となっています。
定期購入機能
侍カートにはあらかじめ設定した期間ごとに、自動的に商品の受注や決済処理を行うことができる定期購入機能が備わっています。
顧客は商品を配達する期間を「1週間・2週間・3週間・1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月・6ヶ月」から好きな期間に指定することが可能なため、顧客満足度を高められるでしょう。
設定や変更は、顧客側のマイページで簡単に行うことができる点も使いやすいポイントです。
またクレジットカード決済を選択している場合、2回目以降も自動的にクレジットカード決済が採用されるため、継続率を伸ばすことが可能です。
侍カートの拡張やグレードアップで利用できる機能
侍カートには、「ASPプラン」「カスタマイズプラン」「フルスクラッチプラン」の3種類のプランがあり、カスタマイズプラン以上になると、侍カートに独自機能を追加するなど自由にカスタマイズができるようになります。
フルスクラッチプランではさらに自由度が高くなり、好みに合わせてショップを構築することが可能です。
侍カートでカスタマイズできる機能は、業界最多の548個を搭載しており(2020年2月現在)現状の環境に必要な機能があれば、随時追加して運用できます。
侍カートの導入事例
次に、実際に侍カートを導入している企業の事例を見ていきましょう。
今回紹介する事例は以下の3社です。
- 「健康食品」を取り扱う定期通販会社
- 医薬品販売会社
- 通信販売会社
順番に紹介します。
引用元:https://marketing.f-i-d.jp/blogs/motenasu-samuraicart-case-study/
https://www.itreview.jp/products/samuraicart/profile#review-56432
「健康食品」を取り扱う定期通販会社
「健康食品」を取り扱う定期通販会社では、侍カート導入から約1年で、新規購入者数が0から5,000人まで達するという成果をあげました。
こちらの企業は新たな商品の販売を開始し、新規顧客獲得のためにリスティグ広告をはじめとしたマーケティング施策を実施するも、以下のような理由で新規顧客の獲得に伸び悩んでいました。
- 広告投下できる費用の問題
- 人的リソースの関係上時間をかけた効果測定・分析ができない
「広告予算」や「人的リソース」に制限がある中でも新規顧客獲得を行い成果へつなげていくため、通販事業に適した分析やマーケティング施策を総合的にサポートしている侍カートを導入。
見込み客獲得やCVR率向上に力を入れ、導入から5ヶ月後辺りから新規購入者数が増え始めます。
その後、導入から1年を待たずに新規定期購入者数が月間5,000 名を超えるまでに成長していきました。
医薬品販売会社
医薬品販売会社では侍カート導入後、新規集客から、既存客へのCRM、通常のECサイトを安価で構築するといった課題が解決できました。
また、侍カートのメリットとして以下のことを挙げています。
- 単品リピート通販に特化した高機能なECパッケージ
- 新規獲得のための自由度の高いLP作成
- 確認画面でのアップセル機能
- 申込後のステップメール機能
単品リピート通販に必要な機能はほぼ揃っているため、単品リピート通販を行う企業にとって侍カートは重宝するECパッケージと言えるでしょう。
通信販売会社
通信販売会社では、侍カートの導入で定期購入用ECをスムーズにスタートすることができました。ユーザーのカゴ落ちを防ぐように、数字の上から立証ができるようになったようです。
侍カートの月額が高くなってしまったことを改善して欲しい点としてあげていますが、自動で2個セットなどをおすすめしてくれるアップセル機能に対し「WEB接客機能は売上をのばすために有効な機能だと感じています。」と話しています。
まとめ
今回は、定期購入のためのECカートシステム「侍カート」の機能や事例について紹介しました。
侍カートで出来る主な機能は「フォーム一体型LP機能」「アップセル機能」「定期購入機能」となっており、購入までのステップが少ないため新規購入者をとりこぼさず、アップセル機能で効果的に定期購入者へと育てることが可能です。
侍カートはネットショップ構築や運営に必要な機能が全てそろっているため、少人数で運営する企業に特におすすめです。
加えて、侍カートを提供している株式会社FIDはシステム提供がメインですが「人」によるサポートも強みとなっています。
メールサポートや電話サポートはもちろん、専用コンサルタントの徹底的なサポートも行っているため、ECカートシステムの導入が初めてでも簡単に実施することが可能です。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございます。ここで最後にecforceのご紹介をさせていただきます。ecforce(イーシーフォース)は日本国内のEC・D2Cビジネスの現場を知り尽くした、わたしたちSUPER STUDIOが提供する国産SaaS型ECシステムです。EC・D2Cサイト構築の際の要件定義から成長拡大まであらゆるフェーズをサポートします。
累計1,000以上のショップ様に導入されている国産SaaS型ECシステム「ecforce」。さらなる実績や機能のご紹介は以下からご覧ください。
ecforceには、主に3つの特徴があります。
特徴1. EC/D2Cビジネストレンドを踏まえた最先端のシステム
豊富な搭載機能/カスタマイズ性/アップデートスピードでEC事業スタート・カート切り替えに対応。毎月平均で10-20個の新機能をリリース。
特徴2. 売上を最大化する多彩なマーケティング機能
クライアントニーズや自社経験を元にトレンドを抑えてた「効果がある」機能を搭載。「広告改善・CVR向上」や「LTV向上/CRM最適化」まで顧客獲得〜リピート化といった各フェーズに対応した機能群で、マーケティング施策を一貫して実施できます。
特徴3. CSオペレーションやシステム運用工数を削減
CSオペレーションや広告管理といったEC運営では工数がかかり煩雑化する業務も自動化と操作性の高いUIで効率化。運営コストを削減します。
「ecforce」は、ECサイトの構築はもちろん、サイトを開設したあとの機能も充実。売上を上げるための豊富な機能からコストを削減する仕組みまで、ECビジネスの成長をサポートします。
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※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月