はじめに事業・サービス概要やEC業界における取り組みを教えてください。

私たち株式会社これからは、2012年に創業したEC・D2Cのマーケティング支援を行う会社です。サイト構築から広告運用、CRM領域まで売上を伸ばすためのサービスを提供しています。たくさんのお客様に支えられ、2022年に『自社ネットショップ支援実績 No.1(累計、年間)※1』を獲得しました。

※1:2022 年 8 月期_指定領域における市場調査 ※制作、集客、コンサルティング、自動集客ツールの実績合算値 日本マーケティングリサーチ機構調べ(累計、年間)

 

私たちの強みは2つあります。1つ目はマーケティング支援をワンストップで行えることです。ECサイトのアクセスの管理や広告運用、LP改善など、マーケティングを分断して複数の企業が行うのではなく、ワンストップで全体最適、最大化を目指していける体制を整えています。

2つ目は支援するお客様をEC・D2Cに限定しているため、細かいノウハウが蓄積されていることです。私たちが携わる業界は美容や健康食品、アパレル、食品系などと幅広く、定期通販と総合通販の双方に支援実績があるため、この知見を活かして他の代理店さんでは思いつかないような施策を提案することができます。

コロナ禍でEC・D2Cに参入する企業が増えたのですが、最近は成功する企業と苦戦する企業の差が大きくなり、二極化が進んだ印象があります。今後はよりコミュニティやコンテンツ、情報など、モノ以外の提供価値も含めたマーケティングが求められていくでしょう。

パートナー連携・協業の経緯と成果を教えてください。

ecforceとはEC業界を盛り上げて行こうという価値観が一致していたので、初期の頃から案件の相互連携を積み重ねていました。これまでに共催セミナーや勉強会も数多く行っています。

株式会社これから  マーケティングコーチ 志岐 大地 氏

ecforceがインフラを、私たちが売り方を考えて、一緒に営業させていただいたこともあります。2022年は私たち経由でのecforce導入実績が、最も多かったと伺っております。

広告・獲得・CRMの各所での要件を解決できるのがecforce

貴社が考えるecforceの強みやメリットについて教えてください。

私たちがマーケティング支援をワンストップで行う際に、サイト構築や広告運用、CRMなど、それぞれのフェーズで欲しい機能が同時に出てくることがあるのですが、ecforceはその全てに対応した機能を持っています。

まず広告運用においては、広告代理店ごとに管理画面を発行することができ、広告計測にまつわる機能が充実している印象です。デジタルマーケティングはPDCAを回すことが大切なのですが、正確な検証ができないと仮説を立てることが難しく、その後の改善施策の精度も落ちてしまいます。その点、ecforceは各広告施策をしっかりと計測できる機能が備わっているため精度高く検証でき、非常に優秀なシステムです。

他にも、離脱率を下げて購入率を上げる仕組みや機能も豊富に取り揃えてあります。確認画面スキップや「ecforce efo*」でチャットボットが純正のアプリケーションとして導入できるという強みがあり、さらに購入完了画面でアップセルの提案ができます。

*ecforce efo:チャット型対話式EFO。ECサイト上にチャット形式の注文フォームを簡単に設置できるサービス。CVRを向上させ、広告投資のROIを最大化させる。

 

CPAの高騰によりLTVの向上が求められている今、ecforceのようにLTVの計測から、引き上げまでが充実しているカートシステムを使うことは事業者にとって大きなメリットになるでしょう。

次にデザイン面での強みは、ブランドのイメージや購買体験を損なわずに購入完了まで導けることです。UI・UXの自由度が高く、テンプレートによるサイト構築ではなく、最初から最後までこだわったデザインを実現できます。また、サーバー環境も安定しており、運営面でも安心できる点が魅力的です。

加えて、手厚いカスタマーサポートもecforceの特徴の1つです。サポートの皆様は技術的な理解度が高く、複雑な質問が多くなっても、基本的にその日のうちに回答いただけます。このスピード感と情報の精度の高さに何度も助けられていて、とても信頼してます。

また、日々のアップデートなどシステム開発が非常に速い印象です。ecforceは黎明期からD2Cのトップブランドを顧客としており、D2C業界の最先端にいるためスピード感のある開発力が培われていらっしゃる印象です。

ビジネスモデルそのものを変えていくような提案が求められる

その他にもecforceをおすすめする理由はありますか?

ecforceを利用するお客様は定期購入を代表とする単品通販のビジネスモデルであることがほとんどですが、実は都度購入がほとんどの総合通販のビジネスモデルにおいてもecforceをおすすめするケースがあります。それは将来的にビジネスモデルを発展させ、総合通販においても定期購入を行うことができる場合です。

例えば、ワインを総合通販型のビジネスモデルで販売するAという会社があったとします。A社が運営するECサイト上では好きなワインの銘柄を選んで購入でます。このA社が定期購入のビジネスモデルとして、毎月ソムリエが選んだワインを何本か送るといったサービスをECサイト上で展開すると、総合通販のビジネスモデルでは実現しづらい収益の安定化を得ることが可能となります。

しかし、総合通販のお客様が新しく定期購入を始めようと考えても、そもそもカートシステムが定期購入に対応していないことや、マーケティング機能が不足しているため成果が出づらいといったケースが多くあります。そのような状況を避けるために、最初から定期購入にも対応できるecforceをおすすめしています。ecforceのように、総合通販としてのサイト構築もでき、かつ定期購入に強いカートシステムを選んでおけばスムーズに体制を整えることができます。

また、総合通販は都度購入が一般的なので、LTVを見ていない企業が多い印象です。しかし総合通販でもLTVで費用対効果を見て意思決定をするべきだと考えています。ある商品を買ったお客様が次に何を買うのかなど、LTVの視点で分析をすることで意思決定が大きく変わります。

その点、ecforceを導入することで、これまでのビジネスモデルでは見えていなかった部分が可視化され、社内のカルチャーをより良い方向へ変えていくことができるというのは明確な強みだと考えております。

貴社としてEC市場で実現したいこと、その中でecforceにサービスとしてご期待いただいていることを教えてください。

これまではUI・UXの改善や広告運用の仕方など、テクニカルな提案が多かったのですが、これからは戦略的な部分や、ビジネスモデルそのものを変えていくような提案が求められていくはずです。そこに対応するためにサービスの幅を広げていきたいと考えています。

ecforceはプラットフォームであり、重要なインフラです。私たちがどのような施策を提案しようとも、ecforceがそれを実現できないと絵に描いた餅になってしまうでしょう。

そこでecforceの皆様には、新しいマーケティング手法やユーザーの購買体験の在り方に寄り添った形で、より一層の機能拡張や新たなプロダクトの開発を続けていただきたいです。私たちもecforceユーザーの皆様に貢献し続けられるよう、一緒に成長していきたいと思います。

 

※掲載内容は取材当時のものです。
支援実績No.1の「これから」が語る、ecforceと実現していく新しいビジネスモデルとは

株式会社これから

事業内容
ネットショップ制作/Web広告運用代行/ECコンサルティング/商品の企画・販売 など
導入製品
ecforce
URL
https://corekara.co.jp/
ecforce

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