2022.03.28

フルスクラッチで抱えていた課題を全て解決。サプリメント・スキンケアD2C「natural tech」がecforceを選んだ理由とは?

フルスクラッチで抱えていた課題を全て解決。サプリメント・スキンケアD2C「natural tech」がecforceを選んだ理由とは?
フルスクラッチで抱えていた課題を全て解決。サプリメント・スキンケアD2C「natural tech」がecforceを選んだ理由とは?

natural tech株式会社

事業内容
Beauty & Wellness D2C
URL
https://naturaltech.jp

ecforce

sentiment_dissatisfied背景
  • フルスクラッチシステムによる多大な開発工数と人員課題
  • 日本のマーケットに合ったカート機能
sentiment_very_satisfied効果
  • カスタマイズ性の向上と連携による開発工数の削減
  • システムサポートによる運用負荷低減

ーはじめに事業概要と立ち上げの思い、現在のビジョンを教えてください。

私たちnatural tech(ナチュラルテック)株式会社は、サプリメント・スキンケアD2Cカンパニーです。2018年9月、マタニティとビューティーの領域で多くの人に愛されるブランドを作りたいという想いから、この会社を立ち上げました。

創業当初に「mitas」(ミタス)というマタニティ領域の葉酸サプリをリリース。その後、約2年の時間をかけてプロダクトのラインナップを広げ、2022年1月に漢方由来のデュアルスキンケア 「BEAW.」(ビュウ)をリリースしました。

漢方由来のデュアルスキンケア 「BEAW.」の商品写真

 

BEAW.は漢方アドバイザー監修のもと、国産の漢方を多く使用しています。世間から古くさいイメージで捉えられることが多い漢方ですが、それを今風にアレンジしてデザイン性の高いブランドにすることで、新しいチャンスを掴めると考えています。

美容はストレスやエネルギー不足が原因となることが多く、その点、漢方は非常に効果的。BEAW.のデュアルスキンケアは漢方由来の「美容液」と「サプリメント」で、外側からのケアだけではなく、不調を内側から根本的に整えるというこだわりを持っています。

 

フルスクラッチで開発したECカートの課題をecforceで全て解決

ーecforce導入の経緯と導入後の成果を教えて下さい。

創業当初からフルスクラッチでECカートシステムを開発していました。しかし、フルスクラッチでは新機能を開発するたびに多大な工数がかかります。

エンジニアを雇うことも考えましたが、ハイスキルのエンジニアは当然、高い人件費が必要です。そのため今後の成長を考えると、フルスクラッチからの脱却が課題でした。

natural tech株式会社 代表取締役CEO 竹内太郎氏
natural tech株式会社 代表取締役CEO 竹内太郎氏

 

この頃、周りで成長しているD2Cブランドを調べてみると、その多くがフルスクラッチやパッケージではなく、SaaS型のECカートシステムを導入していました。そしてその中でも選ばれているのがecforceでした。成長著しい企業の要求に対して、ecforceがしっかりと応えているということ。この点において信頼感があり、最終的にecforceの導入を決めました。

実は海外産のECカートシステムも選択肢にありましたが、国産で日本の様々な事情に柔軟に対応可能なecforceの方が魅力的でした。海外展開も考えていますが、まずは国内で売上を上げることに注力したかったため、細かな点に手が行き届かず、それが成長を妨げるのは避けたいという思いがありました。

日本の通販業界は非常に特殊です。単品通販の歴史が長く、日本での売り方に独自のノウハウが必要だと思っています。その点、ecforceは日本特有の売り方を理解している国内ベンダーであると認識しています。

取材の様子

 

また、弊社のCTOからも評価が高く、エンジニア視点でもecforceは優れていると考えています。カスタマイズがしやすく、自由度の高い基盤があることで、API連携や他のシステムとの連携がスムーズ。さらにUIが素晴らしく、フロントエンドのデザインや機能においてもカスタマイズしやすいことも非常に助けになっています。

例えば、ecforceの場合、Amazon Payを当然のように連携できるのですが、フルスクラッチで開発をしていた頃はAmazon PayをLPに搭載することですら苦労しました。新たにLPを作ると、また開発が必要といった具合です。

またフォーム一体型LPが作りやすいことと、定期便の設定が柔軟にできるところも良かった点です。

他にも、媒体ごとのLPをユニークURLで簡単に発行できる点。ecforce導入前は、自社開発で媒体ごとのLPを各々すべて作るのは非常に面倒な作業だったため、1つのLPで最適化を繰り返していました。この点もecforceのおかげで非常に楽になり、マーケティングのPDCA効率が上がりました。

そしてサポート面にも満足しています。ブランドごとに担当が付いてくださり、レスポンスが非常に早い。私たちからの質問へ1〜2時間で回答してくれるなど、手厚いサポートに助けられています。

 

ーecforceで今後試してみたいことはありますか

受注データとLINEのデータを紐づける作業が簡単に実現できそうなので、CRMの一環としてLINEを利用したいです。

メルマガのような古くからある手法と比べ、LINEはユーザーの操作性が高く、開封率が高いことが魅力です。今後はLINE内でユーザーの再診断を完結させたり、発送タイミングやサイクルを変更できたりするようになれば、さらなる顧客満足につながると思っています。

取材の様子

 

ー今後の展望について教えてください。

創業当初から目指しているのは、メイドインジャパンを世界に広げられる規模のブランドになること。私たちの製品は国産の原料を多く使用していますが、日本の安心・安全は、世界にもっとアピールできるはずです。

特にマタニティ領域は、「安全」というキーワードを重要視しています。まずはマタニティ領域から、メイドインジャパンの漢方の歴史とその素晴らしさを、丁寧に世界に広めていけるように努力していきます。

 

※掲載内容は取材当時のものです。

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