はじめに事業・サービス概要やEC業界における取り組みを教えてください。

私たち株式会社swimmyは、クリエイティブ事業とグロース事業を手がけるECに特化したWeb制作会社です。クリエイティブ事業では新規でECを立ち上げる企業やサイトリニューアルの企画立案からデザイン、実装、ローンチまでサポートしています。

絵本の「スイミー」のように、1人1人がクライアントと大きなプロジェクトを成功させていこうという想いを込めて「swimmy」という社名を掲げています。

アメリカでD2Cが盛り上がりを見せていたので、創業当時から日本でもD2Cが伸びるのではないかと考えていました。単純に商品をカートに入れて購入するだけではなく、これからは商品に合わせた売り方をオンラインで体験できる時代が来ると思い、2期目からEC領域に特化することを決めました。

アメリカは商品の質が高いのはもちろんのこと、UXにとてもこだわっている印象です。購入までのプロセスや購入後のユーザー体験がサービスとして設計されているので、ブランドの考え方に共感してファンになっていくカルチャーができあがっています。

株式会社 swimmy CEO 臼田 聖司 氏

一方、日本は広告ありきの売り方が多い印象です。今後、より日本にローカライズしたサービスやユーザー体験の作り込みを目指していけば、日本のD2C業界にもまだまだ開拓余地があると考えています。

パートナー連携・協業の経緯と成果を教えてください。

ecforceとは弊社の顧問からの紹介で出会いました。その時にecforceのテーマテンプレートを設計・デザインし、実装までさせていただいたのが最初のお仕事でした。その後、弊社のクライアントにecforceを紹介することが増えていったという流れです。

ecforceは投資対効果を得るまでの道筋が見えやすい

貴社が考えるecforceの強みやメリットについて教えてください。

ecforceの素晴らしい点は3つあります。1つ目はマーケティング視点が組み込まれていること。広告分析・フォーム一体型LP・「ecforce efo*」など、広告運用とも相性がよい機能が構築されていて、クライアントからもマーケティング関連の機能評価は高いです。

*ecforce efo:チャット型対話式EFO。ECサイト上にチャット形式の注文フォームを簡単に設置できるサービス。CVRを向上させ、広告投資のROIを最大化させる。

 

2つ目は、カスタマイズの自由度が圧倒的に高いことです。デザインの制限が少ないおかげで、私たちは思う存分、制作に従事できています。また、難易度の高い構築案件でもシンプルに理想を実現できる印象です。これはecforceならではの強みだと思います。

3つ目は定期購入に強いことです。私たちは定期通販を行うクライアントに、まず最初にecforceをご提案するようにしています。

実は、私たちはecforceとは別に海外発のECカートの制作案件も行っています。海外発のECカートは初期費用が安いというメリットはありますが、理想的な定期購入のユーザー体験が実現できないなど、事業成長に伴って段々と課題が出てくるケースが多いと感じています。

一方、ecforceはマーケティング視点から様々な機能が追加されていき、投資対効果を得るまでの道筋が見えやすい特徴があります。その点から定期購入を行うクライアントには、初期コストをかけてでも、事業成長を加速させることができるecforceを紹介しています。

定期購入において重要な役割を果たすのが「マイページ」です。ecforceはこのマイページにこだわりを感じる点が多くあります。

定期購入は途中で商品や個数を変更することが多いため、その利便性を確保することが重要です。しかし、マイページ開発はハードルが高く、海外発のECカートでは細かい変更ができないことがあります。一方、ecforceは細かい変更にも柔軟に対応でき、利便性を確保したマイページを簡単に設計できます。

また、海外発のECカートはカートシステムと別でアプリを使って機能を拡張していくので、カスタマイズ性が制限されている印象です。しかし、ecforceはフォーム一体型LPのように、すでにデフォルトで組み込まれている機能が豊富で、非常に助かっています。

これまでパーソナライズD2Cの案件も多く携わりましたが、「ecforce profile*」を使うことで実現できています。今までは初回の診断とパーソナライズがメインでしたが、今後は定期購入を継続するユーザーにヒアリングを重ねて、ユーザー理解を深める使い方が増えていくと考えます。

そこで私たちも「ecforce profile」をフル活用しながら、一歩進んだマーケティングツールとしての活用方法を模索しています。

*ecforce profile:パーソナライズ提案サービス。質問×回答×スコアリングで顧客の個性を読み解き、パーソナライズされた商品やサービス提案を可能にする。

 

新しいEC、新しいトレンドを作っていきたい。

貴社としてEC市場で実現したいこと、その中でecforceにサービスとしてご期待いただいていることを教えてください。

ecforceに期待していることは、制作会社や開発側がより参入しやすい環境になることです。ツールの使い勝手もより利便性高く開発環境が整い、さらに盛り上がるのではないかと思っています。

私たちはこれからのECがどう変化していくのかに興味を持ちながら、新しいECを作り続けたいと思っています。

例えば、メタバースがECとどう関係していくのか。ライブコマースなどによって売り方に変化が起きているのかなど、EC市場のトレンドは毎年変わっていて、それに伴ってECサイトの設計も変わっている印象です。こういった変化をキャッチして、私たちから新しいトレンドを作っていきたいと考えています。

 

※掲載内容は取材当時のものです。
「カスタマイズの自由度が圧倒的に高い」。ecforceの3つの強みをWeb制作会社のswimmyが語る。

株式会社swimmy

事業内容
WEBサイト構築・改善 ECサイト構築・運用 サービスデザイン
導入製品
ecforce
URL
https://swimmy.co
ecforce

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