ーはじめに、御社の事業概要と、事業立ち上げに至った経緯を教えてください。
当社は、「世界一の男性美容会社を創る」というビジョンを掲げ、メンズコスメブランド 「BULK HOMME」(バルクオム)を展開しています。
事業を始める前、どのようなブランドを創ろうかと考えた時、やはり「何かのジャンルで日本一になれないと面白くない。」と考えました。
その時初めて、男性用化粧品はどうかと思ったんです。この分野は、リーディングカンパニーといえるような商品も思い当たらなかったですし、知人に聞いてみても、明確に第一想起を取っているブランドが無かった。
勝てる領域はここだと確信しました。 お客様が本心から欲しいと思える、品質で勝負するモノを作り、プロダクトアウト型ブランディング・マーチャンダイジングの戦略を常に実践しています。
ブランドを打ち出すため、
デザインにおける自由度が最重要だった
ー別のカートシステムを使ってグロースしてきた中、なぜecforceへの乗り換えを決めたのでしょうか?
BULK HOMMEを伸ばしていくため、私たちは本気で数多くの施策に取り組んでいます。
特に、ブランド・世界観をECサイトで体験してもらうことを最重要と捉えています。一方で、以前のカートシステムはデザインの自由度が低く、出来ることが限られてしまっていました。
また、少し細かいことを挙げると、日々の受注が増加していく中、どんどん管理画面が重くなってしまい、担当者がPC前で待機するなんてことも。
特に出荷業務中の際は、そのCSV出力のためにコールセンター業務がストップしてしまうため、お客様を電話中にお待たせしてしまっていました。
毎日の業務に追われる中、このままではアクセルを踏んで広告を打っても、受注件数も増やせないと感じていたのです。
他には、新たなCRMの施策を行う際、現状の機能だけでは難しいことを前カートシステムの運営会社にお伝えしたところ、「出来ない」の一点張りで。施策が機能により制限されてしまう状況だったんですね。例えば、ラッピングやギフト施策を行うとき、お客様のためにやりたいと思ったことが実現できませんでした。
最先端を走っていくブランドとして、日々変わるお客様のニーズに応え続ける必要があると考えていたため、乗り換えを意思決定しました。
一方でecforceは、デザインの自由度が高く、開発力に優れており、サブスクリプションに最も適しているということが分かりました。
例えば、Amazon Payに対応していることは魅力的でした。以前のカートシステムでは対応していなかったのですが、システム切り替えを機に導入したところ決済全体の割合がAmazon Payとクレジットカード、後払いで各3割前後となっています。
そのおかげで現在は積極的な広告戦略も採用できるようになり、定期継続率や顧客数も純増しています。
ー具体的に改善された点を、もう少しお聞かせください。
受注数自体は今も純増している状況ですが、管理画面が重くなることはなく、お客様をお待たせすることがありません。
機能開発のスピードも毎月と非常に速く、 CRM施策も次々行えます。結果として、前カートシステムを使用していた時期に比べ、月の売上はおよそ700%上がっています。同梱物の設定も定期回数毎に設定でき、物流への出荷指示も安心して行うことができます。
そして何より、カスタマーサポートの対応が素晴らしいです。例えば前のカートシステムだと、存在しない機能については「無い」の一点張りでしたが、ecforceは開発要望として受け入れたり、プロフェッショナルの観点から代替案を提示してくれます。こちらに寄り添って課題解決のための提案をくれるため、とても助かっています。
ー今後、ecforceで実現していきたいことを教えてください。
引き続き様々で大胆な施策を打っていくので、システムがボトルネックになることなくそれらを実現できたら良いな、と思っています。
当社は「世界一の男性美容会社を創る」事業会社なので、ぜひ海外展開もしていただきたいですね。 ecforceと共に、 D2Cグローバルスタンダードを目指していきたいです。今後ともよろしくお願いします。