目的・課題

  • マーケティングの獲得効率の向上
  • エンジニア不在でも高速でPDCAを回せる体制づくり

効果

  • ノーコードで複数のLPを制作可能になり獲得におけるPDCAのスピードが改善
  • クリエイティブ検証や購入導線改善によりCVRが170%向上

はじめに事業概要を教えてください。

私たち株式会社メップルは、「“がんばらないウェルネス”を、あたりまえにする。」をミッションに、完全栄養プロテイン「KOREDAKE」(コレダケ)を販売しています。

KOREDAKEのこだわりは、配合している栄養素と厳選した原材料です。日々の食事で不足しがちなたんぱく質や食物繊維、ビタミン&ミネラルなど、からだに必要な31種類の栄養素を含んでおり、原材料には動物由来のものは一切使っていません。

完全栄養プロテイン「KOREDAKE」商品写真

起業した頃、仕事漬けの毎日で食事がおろそかになっていました。その時に健康を維持するために飲んでいたのがプロテイン。自然体で、手軽にたんぱく質などの栄養が摂れるだけではなく、自分らしくいるための支えになっていたと感じています。

この実体験をきっかけに「“がんばらないウェルネス”を、あたりまえにする。」というミッションが生まれ、今の事業へと繋がりました。

自然体の延長線上で健康を維持できるようになれば、心もからだも豊かになり、本当に大事にしたいことに集中できるようになります。それが自分らしさに繋がり、価値のあるウェルネスになるのです。

 

永く永く愛されるブランドを作る

EC/D2Cビジネスの中で重要視していることはどんなことでしょうか。

なによりも重要なのは、永く永く愛されること。単純に消費されるものを作るのではなく、生活に溶け込み、豊かさを与えられるブランドを作ることです。ユーザーのライフスタイルを、少しでも向上できるきっかけを届けたいと考えています。

そのために今注力しているのが、定期ユーザーのエンゲージメントを高めることです。長く使い続けることで、貯まったマイルを商品と交換できるマイレージ機能や、友達紹介プログラムなどの仕組みを整えています。

株式会社メップル 代表取締役CEO 鈴木 友樹 氏
株式会社メップル 代表取締役CEO 鈴木 友樹 氏

商品へのこだわりもそうですが、「“がんばらないウェルネス”を、あたりまえにする。」という思想に沿った価値提供やコミュニケーションを続けていくことも重要だと考えています。

ありがたいことに、「KOREDAKE」は「2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞。さらに世界的に権威があるパッケージデザインコンペティション「Pentawards(ペントアワード)2022」の飲料・ヘルス部門において、金賞を受賞することができました。

審査委員からは「健康に気遣うことの大変さから解放し、気を楽にしてくれる、気持ちのブランディングがなされており魅力的である。」という評価をいただき、改めて商品を通したコミュニケーションの重要性を実感しました。

 

具体的にはどのような点がecforceを選んでいただく決め手となりましたか。

以前は他のカートシステムを使っていたのですが、2つの課題が出てきました。1つ目はマーケティングの獲得効率を上げること。2つ目はユーザーの購入体験をよりスムーズにすることです。

EC事業の注力ポイントでも触れましたが、特に2つ目のユーザーの購入体験においては「“がんばらないウェルネス”を、あたりまえにする。」という思想の体現にもつながると考えており、面倒なく購入できたり、サービスの配送頻度を簡単に変更できたりすることもその一つと考えています。

このような課題があったなか、株主の方からecforceを紹介していただき色々と相談させていただきました。ecforceを導入することで抱えていた課題を全て解決することができると知り、移行を決意したのを覚えています。

 

CVR170%向上!ecforceのおかげで高速でPDCAを回せる

実際にecforceを使ってみた印象はどうでしたか。

ecforceを導入してすぐに制作したフォーム一体型LPは非常に調子がよく、CVR向上に大きな影響を及ぼしています。

また、私たちはエンジニアを採用していないため、以前のカートシステムではLP制作に1週間ほどかかっていました。しかしecforceへ移行後は、その日のうちにノーコードでLP制作ができるようになり、並行して複数のLPも簡単に制作可能なため、ファーストビューやコピーを変えてのCVR比較・検証ができるようになりました。バナーに動画を活用し、商品の中身や使い方を伝える手法が好印象だと把握できるなど、高速でPDCAを回し獲得効率を上げていける状態になっています。

株式会社メップル 代表取締役CEO 鈴木 友樹 氏

他にも確認画面スキップやAmazon Pay導入などができるようになりました。それぞれの施策が結びついた結果、ecforce移行前と比較してCVR170%向上という大きな成果がでています。

おかげさまでマーケティングの獲得効率を上げるという課題を解決できましたし、同時にユーザー体験をより良いものにできる手応えも感じてます。

 

丁寧に寄り添った柔軟な対応に、安心感があった

ecforceのサポート体制について印象に残っていることはありますか?

短い期間で移行しないといけなかったのですが、丁寧に寄り添った柔軟な対応をしていただき、希望通りのタイミングで移行することができました。ecforceのサポートには大きな安心感があります。

移行後も、こちらの希望に対して様々な方法を考えていただき、その姿勢がとても素敵だと感じました。緊急時にはオンラインなどでスピーディーに対応してくれるため、密にコミュニケーションが取れていると感じています。

 

今後、ecforceと共に目指したいことはありますか。

今取り組んでいることは、継続特典の充実化やマイレージ機能、友達紹介プログラムに力を入れて定期の顧客体験価値を高めることです。今後はアンケートLPや、記事LPと「ecforce efo」*をかけ合わせてみたいと考えています。

*ecforce efo:チャット型対話式EFO。ECサイト上にチャット形式の注文フォームを簡単に設置できるサービス。CVRを向上させ、広告投資のROIを最大化させる。

 

他にも、LINEと「ecforce chat」*を連携させた活用方法にも興味があります。商品のフレーバーや数量の変更、定期便のスキップなどの操作を、LINE上でより直感的にできるようになれば、ユーザーの満足度をより高めることができるはずです。

*ecforce chat:ウェブ接客自動化システム。問い合わせに対して適切な応対から提案まで自動化し、顧客LTVの向上やオペレーションコストの削減をサポートする。

 

「がんばらないウェルネス」を軸に、ロングセラーブランドへ

では最後に、御社が掲げる今後のビジョンを教えてください。

今は食の領域でプロテインを提供しているのですが、今後は無理なく自然体に健康をサポートできる健康食を提案していきたいと考えています。「がんばらないウェルネス」を軸に、インターネット発で生まれたロングセラーブランドを目指していきたいです。

株式会社メップル 代表取締役CEO 鈴木 友樹 氏

また、食以外に興味を持っているのが運動や睡眠、建築などの領域です。住むことでウェルネスになれる住居や、心と身体が健康で自分らしく過ごせる街や国を作っていきたいと思っています。

 

※掲載内容は取材当時のものです。
ecforce

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