2025.03.25

【ECカート移行のポイントは開発環境】継続的な成長を目指すAIGATE株式会社の移行戦略

【ECカート移行のポイントは開発環境】継続的な成長を目指すAIGATE株式会社の移行戦略
【ECカート移行のポイントは開発環境】継続的な成長を目指すAIGATE株式会社の移行戦略

AIGATE株式会社

事業内容
Web広告の企画・運用代行事業のほか、自社のD2C事業としてペットのヘルスプロデュースブランド「MOREMOTTO」(https://moremotto.jp/)、美容商材であるポイントケア専門ブランド「Bedyオンラインショップ」(https://bedy.jp/)を運営しています。
URL
https://aigate.co.jp/

ecforce

ecforce efo

sentiment_dissatisfied背景
  • ECカートシステムの機能不足により、行いたい施策や理想の状態を実現するのが難しかった
  • 特にCVRに関わる機能の部分で自由度が低く、頭を悩ませていた
  • 事業スピードを加速させてくれるような、共に歩めるECカートシステムを探していた
sentiment_very_satisfied効果
  • サンクスアップセルのCVRが200%増加、サンクスクロスセルのCVRは180%増加
  • LTVが125%向上
  • 毎回15〜30分程度かかっていた広告URL周りの運用工数削減

今回は、AIGATE株式会社が「ecforce」へのECカートシステム移行によって得られた成果や将来の可能性について担当である天野様と増田様に伺いました。

再移行で感じた、ecforceのECにおける優位性

ー御社の事業概要について教えてください

天野様:AIGATE株式会社はWeb広告の企画・運用代行事業、D2C事業など複数の事業を行っております。その中でもD2C事業ではペットのヘルスケアブランド「MOREMOTTO」、女性向けのヘアケア専門ブランド「Bedyオンラインショップ」を運営しております。

MOREMOTTO 公式サイトより
MOREMOTTO 公式サイトより
Bedy 公式サイトより
Bedy 公式サイトより

 

ーecforce導入以前にはどのようなシステムを使用していましたか?

天野様:実は、以前ecforceを利用していました。その当時、D2C事業部に私と増田はまだ在籍していなかったのですが、コスト見直しの観点から別のECカートシステムに移行をしており、今回はそのECカートシステムから改めて移行となりました。つまり、はじめにecforceを利用し、その後別のECカートシステムへ移行し、そして今回改めてecforceへ再移行したという流れになります。

 

ー以前のECカートシステムで感じていた課題は何でしたか?

天野様:ecforceに再移行する前のECカートシステムで感じていた課題は主に2つありました。1つ目は、機能不足によって施策を思い通りに実現できないと感じることが多かったこと、2つ目は、機能開発のリードタイムが長かったことです。例えば、サンクスページでクロスセルを行うと受注が分かれてしまう(受注データが二個できてしまう)ので、同じお客様なのに通常購入の商品とクロスセルの商品とで配送が分かれてしまいます。以前のカートシステム運営会社に「この機能を付け足してほしい。あの機能を付け足してほしい。」と言っても、「数ヶ月かかります、半年かかります」という回答でした。ECカートシステム側の機能開発のスピード感によって自社の事業成長や施策実行のスピードに関わってくるので非常に大きな課題として捉えていました。

増田様:私も天野と同様にサンクスオファー周りの機能不足、特にCVRに関わるところの自由度が低いなと感じていました。以前のカートだとアップセルの際にお客様に購入フォームを再度入力していただく必要があり、購入直前にストレスがかかることで離脱が発生してしまっておりました。

AIGATE株式会社 天野様
AIGATE株式会社 天野様

 

ーなぜ再びecforceへの移行を決断したのでしょうか?

天野様:当時、選択肢として挙がっていたECカートシステムの比較を行いましたが、機能面ではそこまで大きな差はありませんでした。もちろんこれは、長い時間軸で見ると、どのカートも同じ機能を実装していく流れにあるため、当たり前ではあります。そんな中でecforceは自社エンジニアが多く開発スピードが速いことから、課題の一つであった自社の事業成長や施策実行のスピードに応じて、カート側がしっかりと進化してくれるという期待ができた点が非常に大きいと思います。また、自分たちが到達したいゴールに対して、ecforceを使うことが最短距離であると感じられたことが決断を後押ししてくれました。

 

ー通算二度目のECカートシステム移行となりましたが、今回はどのような課題や不安がありましたか?

天野様:データ移行が無事に完了するかどうかが、一番の不安要素でした。今回を含めて2回、ECカートのデータ移行を実施していますが、前回の移行を担当した前任者からお客様や注文データの一部が欠損したり、データ連携がうまくいかないことがあったという話を聞いていました。特にデータ欠損については非常に敏感でした。クレジットカード情報が欠損して決済ができなくなったり、後払い決済がうまくいかなかったり、定期情報が正しく取り込まれなかった場合の機会損失が最大の懸念でした。

増田様:他の観点としては、LTVを算出しているため、以前のECカートで購入しているお客様の注文データをecforceにもきちんと引き継げるのかが特に心配でした。また、「この情報がecforceではどこに反映されるのか」といったデータマッピングの部分についても懸念がありました。

天野様:実際に移行した結果として、懸念していたデータ欠損は発生せず、無事にデータ移行を完了することができました。しかし、その準備過程となるデータマッピングの面で私たちが想定できていなかった部分や、準備が漏れた部分が出てきました。その際、ecforceの担当者には迅速に動いていただけたことで、翌々日にはデータ反映を完了してもらいました。結果として、私たちとしては理想通りにecforceへの移行ができたと考えています。移行作業を別会社に委託しているECカート運営会社もある中、自社で移行作業を行うことで、何かがあってもどうにかしてくれるという安心感は非常に頼りに感じられましたし、移行リスクも最小に抑えられたと感じています

AIGATE株式会社 増田様
AIGATE株式会社 増田様

 

サンクスアップセルのCVRが200%増加、サンクスクロスセルの180%増加、LTVは125%向上

ー移行後には具体的にどのような成果が得られましたか?

天野様:ecforceに移行後、比較的早い段階でサンクスアップセルのCVRが200%増加、サンクスクロスセルの180%増加、LTVに関しては125%に向上しています。以前のECカートの課題でもお話していた、サンクスアップセルでお客様に再度購入フォームに情報入力してもらうストレスをなくせたこと、LP内の入力フォームの最適化してくれるecforce efo内でアップセルできるようになったことが今回の結果を押し上げた要因かなと思っております。

*ecforce efo:チャット型対話式EFO。ECサイト上にチャット形式の注文フォームを簡単に設置できるサービス。CVRを向上させ、広告投資のROIを最大化させる。

 

ー業務効率にはどのような変化がありましたか?

天野様:社内で業務が楽になったと一番話題になったのが、「広告URL管理」「LPテンプレート管理」という機能です。

増田様:以前のECカートでは広告URLに紐づいているLPごとに直接コーディングする仕様だったので、LPの修正があると関連する広告URL全てにコーディング内容をコピー&ペーストして対応しなくてはならなかったんです。ecforceは広告の遷移先URLを発行する「広告URL管理」とLPを購入フォーム、注文内容確認、購入完了など画面毎にテンプレートで管理できる「LPテンプレート管理」で機能が分かれているため、LPテンプレート側でコーディング内容を変更すれば、そのテンプレートが紐づいているLPに変更の内容が一括で反映されます。それによって今までLPの数だけ個別対応していた作業がなくなったため、工数の削減もそうですし、作業に伴う人的ミスのリスクもなくなりました。

天野様:具体的な効果としては、LPの更新作業がワンクリックで完了するので毎回15〜30分程度かかっていた広告URLへのコピー&ペーストの作業がなくなり、その分の工数を削減することができました。また、広告URLを作成する度に発生していたタグの設置も「タグ管理」機能によって、発行・設置が不要になったので非常に楽になりました。

 

ーecforce導入後のサポート体制についてどう評価されていますか?

天野様:基本的には満足しておりますが、難易度の高い質問をした際に思った回答が得られないときがあります。もちろんこちらとしても難しいことを聞いている自覚があるので申し訳ない気持ちはありますが。

増田様:毎月リリース・アップデートされる機能が多くその点に関しては満足しているのですが、その機能を使った活用事例をセットで情報提供していただけると嬉しいです。どう使って、どう活かすと売上に良い影響があるのかなどに興味が非常にあります。

 

売上規模2倍に照準を合わせ、ecforceとともに積極的な改善を続けていく

ー今後ecforceをどのように活用していきたいですか?

天野様:MOREMOTTOに関してはecforceをより活用してここから1〜2年で売上規模を2倍にしていきたいと思っています。Bedyに関してはまだブランドとしてPMFの段階で、ここから市場にあわせて改善をしていこうと思っています。それ以外の方向性としては、例えばペットと泊まれるホテルのアメニティとして取り扱ってもらったり、イベントへの出展も考えており、積極的に展開をしていきたいと思っています。

 

ーシステム移行を検討している企業へのアドバイスはありますか?

天野様:移行前後のECカートシステム間のデータマッピングの部分はecforceの担当者と相談しながら、準備を進めるとよりスムーズに移行ができたかなと思いました。また、移行作業を自社で行っているecforceは移行リスクも少なく、またエンジニアを多く抱えるecforceは、開発される機能やリリースまでのスピードの面での安心感もあると思うのでおすすめです。

ー本日はありがとうございました。

 

※掲載内容は取材当時のものです。

ECカートシステム乗り換えで実現した運営工数半減:ecforceへの移行で得た効率化の成果とは

domainpupu株式会社/tifi株式会社/HUGME株式会社

業界ごとの事例をまとめてご紹介

人気の記事

【ECカート移行のポイントは開発環境】継続的な成長を目指すAIGATE株式会社の移行戦略

domainAIGATE株式会社

ECカートシステム乗り換えで実現した運営工数半減:ecforceへの移行で得た効率化の成果とは

domainpupu株式会社/tifi株式会社/HUGME株式会社

ecforceでコマースビジネスを強化

check_circle

サービスの特徴をわかりやすく紹介

check_circle

料金や導入効果もわかる

導入に関しての
お悩みや料金など
お気軽にお問い合わせください

mail

ご相談・お見積り

導入に関してのお悩みや料金など
お気軽にお問い合わせください

live_tv

デモ動画

ecforceの特徴的な機能をデモンストレーション形式でご紹介します

import_contacts

サービス資料

具体的な機能や導入メリットを解説した
サービス資料をご覧いただけます


ecforce next

ecforce next

パートナープログラム

パートナープログラム

サービス/ソリューション

ecforce commerce solution

ecforce commerce solution

EC販売 / 店舗販売・OMO / 来店予約・決済

ecforce data solution

ecforce data solution

データ統合 / データ分析 / データ活用

ecforce consulting

ecforce consulting

新規ブランド立ち上げ支援 / デジタルマーケティング支援 / デジタルツール基盤構築支援