2022.08.29

「今、業界で一番情報が集まっているカート」。新規獲得向上を目指すゼロプラスがecforce移行を決断した理由

「今、業界で一番情報が集まっているカート」。新規獲得向上を目指すゼロプラスがecforce移行を決断した理由
「今、業界で一番情報が集まっているカート」。新規獲得向上を目指すゼロプラスがecforce移行を決断した理由

株式会社ZERO PLUS

事業内容
健康食品・ ヘアケア商品等の通信販売事業、国内卸/OEM事業、海外流通販売事業
URL
https://zero-plus.co/

ecforce

sentiment_dissatisfied背景
  • 新規獲得件数のさらなる向上
  • 複雑な広告管理システムの改善
sentiment_very_satisfied効果
  • 媒体ごとのタグ・広告URL切り分けで新規獲得に大きく影響
  • 「ecforce efo」の導入で離脱防止を強化
  • 50%以上の工数削減を実現

ーはじめに事業の概要とビジョンを教えてください。

私たち株式会社ゼロプラスは、2008年の立ち上げ以来、“事業創造会社”として通販事業をはじめとした様々な事業を展開してきました。

「世の中に唯一無二のブランドを創る」ことをビジョンに掲げ、「お客様の不安を和らげ、問題解決へ導く」というミッションに挑戦しています。

現在、ecforceを導入しているのは「女性のココロと体を応援する」をコンセプトとしたブランド「キラ★リズム」です。主軸である飲む紫外線対策「ホワイトヴェール」をはじめ、睡眠、スキンケア、ダイエットなどの幅広い分野で“問題解決へ導く”商品を取り扱っています。

キラ★リズムの商品写真

 

ー今年で15期を迎えますが、これまでどのように事業を展開されてきたのでしょうか。

会社として初めて手掛けた商品は、馬油を配合した頭皮正常化シャンプーの「U-MA」です。2008年当時は、ECが普及し爆発的に伸び始めていた時代でした。

その8年後の2016年にキラ★リズム事業を立ち上げ、2020年からecforceに移行しました。

このように、EC/D2C業界の変化を黎明期から現在までずっと見てきたことになります。

 

ー約15年、変化し続けるEC/D2C業界と向き合われてきたわけですが、ビジネスにおいてどのようなことを重要視されていますか。

ツールの進化や時代の変化と共に、ユーザーへの情報伝達の方法は常に変わっています。事業者として良い商品を売り続けることは非常に大切ですが、それと同時にマーケティングのトレンドをいち早く掴み、その時代にあった発信を行う柔軟な体制づくりをずっと心がけています。

株式会社ZERO PLUS 通販事業部 岩崎亮氏
株式会社ZERO PLUS 通販事業部 岩崎亮氏

 

数ある“新規獲得に特化したカート”のなかでecforceは業界トップ水準の設計だった

ーキラ★リズムの事業展開から5年経った2020年のタイミングでecforceを導入いただきましたが、移行の背景にはどのような課題があったのでしょうか。

カートシステム移行の検討時、私たちには「新規獲得をさらに伸ばしていきたい。」という思いがありました。そのなかで改善しなければいけない大きな課題の一つが「カート内での顧客管理の難しさ」でした。

なかでも、広告の最適化につなげる上で重要なタグやアドコードの管理が複雑で、管理や分析に多くの工数を取られており、課題に感じていました。

 

ーそういった状況でecforceを選んでいただいたきっかけは何でしょうか。

大きな決め手となったのは広告管理機能が非常に使いやすいことでした。

ecforceは各代理店、媒体に合わせた専用のタグ管理やアドコードを発行することができるので詳細なデータの切り分けができ、分析などマーケティングの面で非常に心強い。“新規獲得に特化したカートシステム”は世の中にたくさんありますが、ecforceはその中で、業界トップ水準のバランスが良い設計がされていると思っています。

 

ー実際に導入してみた結果はどうでしたか。

広告管理の観点でいうと、例えばカートシステム内の情報を「新規」の情報のみで切り分けて広告代理店と共有することができるなど、ecforceはデータ分析のための細かい分類が可能なので、私たちはもちろん、提携している広告代理店やその先のメディアまで大きなメリットがあると感じています。

ユーザー視点では、ecforceのフォーム一体型のランディングページ(LP)が役立っています。「買いたい」と思った時に、ページ遷移することなく情報入力から購入までスムーズに進むことができるので新規のお客様にとって優しい設計ですし、事業者としては離脱防止につながる。まさに、三方良しのカートシステムだと感じています。

 

各媒体に合わせた広告の出し分けが獲得件数に大きく影響

ー移行後、新規獲得の件数に変化はありましたか。

ecforceへの移行直後の2020年は、ちょうど新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛ムードが広がっていたタイミングでした。

キラ★リズムの主力商品であるホワイトヴェールは紫外線対策の機能性食品なので、ニーズを打ち出しづらい状況にありましたが、翌2021年からは回復の軌道に乗り、今年の新規顧客数はすでに昨年比の2倍を記録。さらなる伸びが見込まれています。

株式会社ZERO PLUS 通販事業部 岩崎亮氏

 

ー時世的な課題を乗り越え、現在は新規獲得の拡大を実現されていますが、ecforce導入の影響はあるのでしょうか。

新規獲得の伸びを支えているのは、先ほど挙げたecforceの広告管理機能にあると思っています。

マーケット全体が厳しくなり、従来通りのデジタル広告を活用した獲得手法が通じなくなるなかで、私たちも試行錯誤しながら事業を進める必要がありました。そうした状況下で、広告URLを媒体ごとに詳細に切り分けることができ、細かくデータドリブンな広告運用ができるecforceはとても心強い味方です。

LPのファーストビューひとつを取っても、出稿媒体や掲載方法で結果に大きな違いが生まれます。細かい調整が必要とされるなか、分析・対策を直感的なUIで一貫してできるようになったことは、新規獲得の数字に大きく影響していると思います。

 

50%以上の工数削減により、「新しいことに挑戦できるリソース」の確保を実現

ー工数削減の観点ではどのような効果がありましたか。

以前だと1時間程かかっていた作業が20分ほどに縮められたと体感しており、50%以上の工数カットを実現できていると思います。

 

ー冒頭でEC/D2C事業に取り組むなかで「トレンドに乗る柔軟な体制づくりが大切」とお話しされていました。工数を削減しリソースを確保することは、その体制づくりのなかで重要なポイントになるのでしょうか。

そうですね。工数削減によりリソースができるので、別の施策を考えたり新しい行動を起こしたりできるようになるのは、とても重要だと思います。

例えば、ゼロプラスの本社は福岡市にあるのですが、ecforce導入の成果でリソースができたことにより、出張や新しいパートナーとの打ち合わせの時間を作りやすくなりました。複雑な広告管理などに多くの時間を費やしていた以前を考えると大きな変化です。

 

業界のなかで今一番情報が集まり、進化しているカート

ーカートシステム移行のきっかけとなったのは広告管理機能でしたが、他に活用されている機能はありますか。

ecforceはアップデートが速いため、新機能は積極的に活用するようにしています。

現在、特に活用しているのが、入力フォームの最適化を図るチャットボットシステム「ecforce efo」*です。離脱を防止し、新規獲得のCVRを向上させるための施策として導入しました

ecforceはマーケティング目線で日々開発・改良が進んでいくので、新しい機能が出た際は「使わない理由がない」というのが本音です。

ecforceを導入している企業は、EC/D2Cブランドの中でも新しいことに挑戦している企業や話題の企業が多い印象です。ecforceは、業界の中で今一番情報が集まり進化しているカートシステムなのではないかと思います。

*ecforce efo:チャット型対話式EFO。ECサイト上にチャット形式の注文フォームを簡単に設置できるサービス。CVRを向上させ、広告投資のROIを最大化させる。

 

株式会社ZERO PLUS 通販事業部 岩崎亮氏

 

ー今後導入予定の機能で期待するものはありますか?

今、ユーザーの離脱防止とカスタマーサポートの工数削減の観点から導入に向けて動いているのはチャット型接客ツールの「ecforce chat」*です。

新規獲得数の拡大に伴ってカスタマーサポートの対応件数も増加しているため、バックオフィスの工数削減は大きな課題となっています。ecforce chatによってカスタマーサポート業務を自動化し、離脱を防止しながらCPOの低下や事業利益の向上に繋げることができるのではと期待しています。

*ecforce chat:ウェブ接客自動化システム。問い合わせに対して適切な応対から提案まで自動化し、顧客LTVの向上やオペレーションコストの削減をサポートする。


ー最後に、今後のビジョンを教えてください。

事業の成長はもちろん、今後はブランド認知のさらなる拡大に力を入れていきたいと考えています。事業成長と並行してしっかりとブランドリフトさせていく形が会社全体の目標です。

その目標に向かう上で、事業者として収益を伸ばしながらも顧客目線でマーケットインを実現していけるように、ecforceには力強くサポートしてもらいたいと考えています。

 

※掲載内容は取材当時のものです。

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