この記事でわかること
ECサイトの構築方法は、イチからサイト全体をデザインしていく方法やテンプレートを組み合わせる方法など、多様な選択肢があります。
テンプレートを使ったECサイト構築には、コスト面や手軽さなど、さまざまなメリットがあります。
特に、最近では無料で利用できるテンプレートも多いため、ある程度のスキルを持っていれば、初期費用をかけずにECサイトを開設することも難しくないでしょう。
しかし、金額重視でのテンプレート選びは注意が必要です。
やはり、無料で利用できるテンプレートにはメリットだけでなく、デメリットや注意点も存在しています。
そこで今回は、ECサイトに使えるおすすめの無料テンプレートとメリット・デメリットについて紹介していきます。
これからECカートを決める方・いまのECカートに満足してない方へ。以下の記事にも、あなたのお悩みが解決する情報が満載です。
【ECサイト構築サービス22個の比較表】おすすめ国産SaaS型ECシステムもご紹介
4つのECサイト構築事例。新鋭D2Cブランドの動向から読み解く「狙い」とは?
ECサイトを無料テンプレートで構築するメリット・デメリット
誰でも気軽にECサイトを構築できる無料テンプレートですが、もちろんメリットばかりではありません。
場合によっては、致命的なデメリットになるため、利用する前に確認しておきましょう。
無料テンプレートのメリット |
無料テンプレートのデメリット |
• 制作コストが安い • 制作期間が短い • 簡単にECサイトを構築できる |
• 自由度が低い • デザインで差別化ができない |
メリットとデメリット、それぞれ詳しく紹介していきます。
ECサイトを無料テンプレートで構築するメリット
ECサイトを無料テンプレートで構築するメリットは、以下のようなものが挙げられます。
- 制作コストが安い
- 制作期間が短い
- 簡単にECサイトを構築できる
無料テンプレートを使う最大のメリットは、なんといっても「制作コストの安さ」です。
予算に余裕がなく、制作会社へECサイトの構築を依頼できない場合は、ほとんどの人が無料テンプレートでの構築を検討するでしょう。
また、無料テンプレートを利用したECサイトの構築は、デザインがある程度制限されているため、制作期間が短くなる特徴を持っています。
決められたテンプレートをパズルのようにはめ込んでいくだけなので、専門的なスキルを持っていなくても簡単にECサイトを構築できることも大きなメリットでしょう。
ECサイトを無料テンプレートで構築するデメリット
ECサイトを無料テンプレートで構築するデメリットは、以下のようなものが挙げられます。
- 自由度が低い
- デザインで差別化ができない
「制作期間が短い」や「簡単にECサイトを構築できる」など、このようなメリットは、簡単にマネされてしまうという大きなデメリットを抱えています。
やはりテンプレートだけでのECサイト構築は自由度が低く、細かい部分までこだわりたい人には向いていません。
無料テンプレートは誰でも使えるため、デザインで差別化を図ることは難しいでしょう。
また、サイトデザインはブランドイメージにも大きな影響を与えます。
そのため、企業として本格的にEC業界に参入するのであれば、オリジナルのECサイトを制作会社に依頼することをおすすめします。
ECサイトに使えるおすすめの無料テンプレート
次に、無料で使えるおすすめテンプレートを紹介していきます。
これから無料テンプレートでECサイトを構築する人は、ぜひ参考にしてみてください。
Essence
1つ目のおすすめ無料テンプレートは「Essence」です。
Essenceはシンプルかつデザイン性の高いテンプレートで、幅広いジャンルに対応しています。
ECサイトとしての最低限の機能は搭載されており、フッターにはサブスクリプションフォームも含まれています。
また、Bootstrap4を搭載しているため、レスポンシブにも対応しています。
Downy Shoes
2つ目のおすすめ無料テンプレートは「Downy Shoes」です。
Downy Shoesは、靴を取り扱っているECサイト専用のテンプレートですが、アパレルはもちろん、電子機器や本。おもちゃなど、さまざまなECサイトで利用されています。
すっきりとしたエレガントな印象で、20〜30代の人をターゲットにしているECサイトにおすすめです。
Groovy Apparel
3つ目のおすすめ無料テンプレートは「Groovy Apparel」です。
Groovy Apparelは、ファッション系のECサイトに適しているテンプレートで、高級感のあるデザインを求めている人にはぴったりでしょう。
ダイナミックな動きのあるギミックがいくつも仕掛けられており、機能も充実しています。
ユーザーに強い印象を与えたい場合にも、向いているテンプレートです。
Soho HTML Template
4つ目のおすすめ無料テンプレートは「Soho HTML Template」です。
Soho HTML Templateは、モダンでスタイリッシュな印象のあるテンプレートで、トップページ・商品一覧ページ・商品詳細ページがセットになっています。
また、HTMLとPSDのテンプレートがセットになっているため、そのまま利用することもできますが、自由にカスタマイズしても問題ありません。
HTMLはレスポンシブ対応で、PSDはモバイル・タブレット・パソコンの3種類が提供されています。
ところで、成長中のEC・D2Cブランドがこぞって使うECカートの存在をご存じですか?
- 平均年商2億円以上
- CVR380%アップ
- 導入後の成長率265%アップ
これらの数字が気になったら、ぜひ以下をチェックしてください。
ecforce(イーシーフォース)
ECサイトを無料テンプレートで構築するときの注意点
最後に、無料テンプレートを利用するときの注意点を解説していきます。
非常に便利なテンプレートですが、以下のことには注意しておきましょう。
- ECサイトの相性とマッチしているか
- ランニングコストがかかる場合もある
- サポート体制も確認しておく
それぞれ詳しく紹介していきます。
ECサイトの相性とマッチしているか
1つ目の注意点は「ECサイトの相性とマッチしているか」です。
どんなにおしゃれなテンプレートも、取り扱っている商品とマッチしていなければ意味がありません。
万人受けするテンプレートよりも特定のユーザーに「刺さる」デザインにしなければ購入にはつながりません。
ターゲット層が決まっていない場合は、テンプレートよりも先に、ECサイト全体のメインターゲットを決めることからはじめましょう。
ランニングコストがかかる場合もある
テンプレートを使ったECサイトの構築は非常に安価で、気軽にECサイトを開設できることが魅力です。
しかし、無料もしくは安いテンプレートは、月額利用料や管理費用を請求される可能性があります。
初期費用が相場よりも大幅に安いテンプレートは「運用費用」と「契約期間」に注意しておきましょう。
サポート体制も確認しておく
サイト公開後もサポートしてくれるテンプレート制作会社もあります。
しかし、サイト構築の費用をテンプレートで抑えても、毎月サポート料金が発生するようではメリットも半減でしょう。
また、テンプレートを無料で提供している代わりに、サポート料金を高めに設定している場合もあります。
- 1ヶ月ごとの料金はいくらか
- 月に何回まで相談できるのか
- 修正依頼に追加費用は発生するのか
など、上記のように細かくサポート内容も確認しておきましょう。
ECサイトに使えるおすすめ無料テンプレートまとめ
この記事では、ECサイトに使えるおすすめの無料テンプレートとメリット・デメリットについて解説しました。
専門的なスキルを持っていなくても、費用を抑えてECサイトを構築できる「テンプレート」ですが、メリットばかりではありません。
最後に、無料テンプレートのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
無料テンプレートのメリット |
無料テンプレートのデメリット |
• 制作コストが安い • 制作期間が短い • 簡単にECサイトを構築できる |
• 自由度が低い • デザインで差別化ができない |
ECサイトのテンプレート選びは、ユーザーからの印象も大切ですが、やはり1番重要なポイントは「売れるかどうか」です。
「キレイなテンプレート」「可愛いテンプレート」「カッコいいテンプレート」など、多種多様なテンプレートがインターネット上には公開されています。
ECサイトにおいては、単純に高いデザイン性よりも「商品が売れる設計」になっているかを優先しましょう。
「ecforce」でもノーコードで編集できるテンプレートを無料で提供しています。
当社では、法人向けECプラットフォームとして、数多くのECサイトを手がけており、「売れる」サイトデザインの設計をもっとも得意としております。
サイトデザインについて何か困っているようでしたら、ぜひお問い合わせください。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございます。ここで最後にecforceのご紹介をさせていただきます。ecforce(イーシーフォース)は日本国内のEC・D2Cビジネスの現場を知り尽くした、わたしたちSUPER STUDIOが提供する国産SaaS型ECシステムです。EC・D2Cサイト構築の際の要件定義から成長拡大まであらゆるフェーズをサポートします。
累計1,000以上のショップ様に導入されている国産SaaS型ECシステム「ecforce」。さらなる実績や機能のご紹介は以下からご覧ください。
ecforceには、主に3つの特徴があります。
特徴1. EC/D2Cビジネストレンドを踏まえた最先端のシステム
豊富な搭載機能/カスタマイズ性/アップデートスピードでEC事業スタート・カート切り替えに対応。毎月平均で10-20個の新機能をリリース。
特徴2. 売上を最大化する多彩なマーケティング機能
クライアントニーズや自社経験を元にトレンドを抑えてた「効果がある」機能を搭載。「広告改善・CVR向上」や「LTV向上/CRM最適化」まで顧客獲得〜リピート化といった各フェーズに対応した機能群で、マーケティング施策を一貫して実施できます。
特徴3. CSオペレーションやシステム運用工数を削減
CSオペレーションや広告管理といったEC運営では工数がかかり煩雑化する業務も自動化と操作性の高いUIで効率化。運営コストを削減します。
「ecforce」は、ECサイトの構築はもちろん、サイトを開設したあとの機能も充実。売上を上げるための豊富な機能からコストを削減する仕組みまで、ECビジネスの成長をサポートします。
ご興味がある方はぜひ、以下からお問い合わせをいただければ幸いです。
その他、ecforce公式サイトでは、弊社が実事業経験から得たEC/D2Cノウハウを無料ebookで多数公開しております。弊社が独自に提供しているノウハウをたくさんご活用下さい。
※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月