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ECサイトを作成する手順は?費用感や作成期間、おすすめのシステムをご紹介

ECサイトを作成する手順は?費用感や作成期間、おすすめのシステムをご紹介

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この記事でわかること

    「損失を避けるためにECサイトを作成するまでの期間・費用を把握しておきたい」「作成手順を押さえてECサイトの構築計画を立てたい」と考えている方は多いでしょう。

    ECサイトを作成するまでには、コンセプト・要件の定義、ECサイトのデザイン決め、販売する商品の考案・サイト登録など、いくつものステップを踏むことになります。

    本記事では、ECサイトを作成するまでにかかる期間や費用、作成するまでの5ステップ、ECサイトの作成に必要な要素、ECサイトの構築におすすめのシステムをご紹介。

    ECサイトの作成にかかる期間や費用、手順を押さえてシステムを構築しましょう。

    これからECカートを決める方・いまのECカートに満足してない方へ。以下の記事にも、あなたのお悩みが解決する情報が満載です。
    4つのECサイト構築事例。新鋭D2Cブランドの動向から読み解く「狙い」とは?

    ECサイトを作成するまでの期間・費用

    ECサイトの作成にかかる期間と費用は、サイトの規模感や作成方法などの点によって大きく上下します。ここでは、作成期間と費用の目安について見ていきましょう。

    ECサイト作成の期間

    ECサイトの作成期間は、サイトの規模や作成方法によって大きく変化します。テンプレートで作成できるSaaS・ASPを使えば、最短1日で作成することも可能です。

    ただし、ECサイトや商品ページ、細かなギミックまでこだわってオリジナルデザインでECサイトを作成する場合は、数ヶ月〜半年の制作期間を要することもあります。

    ECサイトの目的・作成方法に沿った制作期間が必要になると覚えておきましょう。

    ECサイト作成の費用

    ECサイトの作成費用も、作成目的を達成するために必要なサイトの作成方法やサイト規模、細かなデザインの有無などによって、その金額は大きく前後します。

    ECサイトの作成方法ごとの作成費用の目安は以下のとおりです。

    構築方法

    費用目安

    SaaS/ASP

    0円~200万円

    ※制作会社に依頼すると+100万円前後

    パッケージ

    500万円前後

    オープンソース

    100万円~400万円

    ECモール(店舗)

    10万円未満

    フルスクラッチ

    数百万円~数千万円

    SaaSやASPで自社制作ならば0円で作成できることも。よりデザインや機能にこだわりたいなら、オープンソースやフルスクラッチできっちりとコストをかけて作るべきです。

    自社がECサイトによって何を達成したいのかで作成方法を選びましょう。

    【5ステップ】ECサイトを作成するまでの手順

    ECサイトを作成するまでの手順は、以下の5つのステップにまとめられます。

    1. コンセプト・要件を定義
    2. ECサイトの作り方を考案
    3. サイトデザインを作成
    4. 商品の登録・細かい設定
    5. テスト・改善

    ここでは、各ステップにおける考え方と取るべき行動について見ていきましょう。

    1.コンセプト・要件を定義

    まずは何のためにECサイトを作るのか、どんなサイトを作るのか、ECサイトを作ることによって誰にどんな価値を提供するのか、といったECサイトの基本を考えていきます。

    誰にどんな価値を提供するのか、どんな意義があるのかを明確にしてからECサイトの作成に着手することで、ECサイトを構築する上での根本的なミスを予防できます。

    できあがったコンセプトをもとに、どのような手順で仕上げていくのか、どのような機能が必要になっていくのかなど、競合他社に負けない戦略を具体的に議論しましょう。

    2.ECサイトの作り方を考案

    次にECサイトの作り方を考えましょう。デザインを一から作り上げたい場合はフルスクラッチ型でECサイトを作成するのがおすすめですが、多くの費用と期間がかかります。

    ASPやパッケージ、オープンソース型は、ある程度はテンプレートを使って作成期間と費用を節約しながらECサイトを作成する方法です。デザインや機能は制限されます。

    作成期間とコストが大きく異なるので、ECサイトの作成方法の選定は重要です。

    3.サイトデザインを作成

    ECサイトの作成目的を達成できるようなデザインやデザイン要素の配置は何かを考えながら、ECサイトのデザインを作り込んでいく必要があります。

    テンプレートを使用するなら、デザイナーやコーダーの専門知識を有する人材は必ずしも必要ではありませんが、自社制作するならデザインはコーディングの知識は必須です。

    4.商品の登録・細かい設定

    ECサイトで販売する商品の写真や宣材写真、概要欄を考えます。お客様がECサイトを一目見たら商品の内容と魅力について理解できる情報を準備しておきましょう。また、ECサイトに導入するカートシステムを選ぶ際は、サポート体制が万全な会社がおすすめ。

    ECサイトの商品写真や概要欄、カートシステムについてしっかりと選びましょう。

    5.テスト・改善

    ECサイトのデザインやサイトシステムの構築が終わったら、テスト運用をします。実際のユーザーと同じように注文・受注できるかどうかをチェックしていきます。また、注文・受注にともなうスタッフの動きについても、テストで把握しておくのがおすすめ。

    ECサイトの公開後も問題が発生しないように細かくチェックしていきましょう。

    ECサイトの作成に必要な要素

    商品が売れるECサイトを作成するには、コンテンツや商品ページ、サーバーなどの要素が必要不可欠です。また、カートシステムやマーケティング機能も求められます。

    ここでは、それぞれの要素と気をつけるべきポイントについて見ていきましょう。

    1.コンテンツ

    ECサイトのペルソナ向けのブログや特集、キャンペーンページなどのコンテンツを作成することで、ECサイトへの集客導線を作ります。ECサイトを訪れるユーザーがついクリックしたくなるような魅力的なコンテンツ作成に取り組みましょう。

    2.商品ページ

    ECサイトの核となる要素が商品ページです。商品写真や使用方法の写真、色違いの写真など、購入を検討しているユーザーが知りたい情報を細かく記載します。色違いやサイズ違いのページをわかりやすい場所に配置することで、ユーザーの離脱をへらせます。

    3.サーバー

    ECサイトを運営するためのサーバーも契約する必要があります。ASPやパッケージ型など、運営元の会社がサービスそのものを提供している場合もありますね。サーバーやシステムを契約して、スムーズにECサイトを運営していきましょう。

    ECサイトを作成するおすすめのシステム

    ECサイトを作成するのにおすすめのシステムには、以下のようなサービスがあります。

    • Shopify
    • BASE 
    • カラーミーショップ

    それぞれのシステムの特徴や強みについて知って、ECサイトの作成に活かしましょう。

    1.Shopify

    Shopifyは、世界中で使われているECプラットフォームです。豊富なテンプレートや100種類以上の決済方法、多言語設定などが実装されています。170か国以上で使用されているECプラットフォームであるため、越境ECにも柔軟に対応できるのが強みです。

    出典:Shopify 公式サイト

    2.BASE

    BASEは、月額無料でECサイトを作成・運営できるECプラットフォームです。商品が売れた時の決済手数料(3.6%)だけで、自社ECサイトを運営できます。商品が売れた際の手数料しか発生しないため、無駄な運営コストがかからないのがBASEの強みです。

    出典:BASE 公式サイト

    3.カラーミーショップ

    カラーミーショップは、完全無料でWordPress構築のECサイトが立ち上げられます。丁寧で迅速なサポートサービスやAmazon Pay決済が無料で導入できる点が強みです。80種類以上のテンプレートを使って、独自性の高いサイトデザインが考案できますよ。

    出典:カラーミーショップ 公式サイト

    ECサイトの作成手順と要素を知って自社に合ったシステムを選ぼう!

    この記事では、ECサイトの期間や費用、5つの作成手順、おすすめのシステムについてご紹介しました。ECサイトの作成期間と費用はサイトの規模や作成方法、必要な機能などによって異なります。コンセプトを決めた上で、ECサイトを作成することが重要です。

    自社がECサイトを作成する目的を達成できるような作成方法やデザイン、機能などを見極めて、ECサイトの作成にかかる期間・費用について会社内で詰めていきましょう。

    【最後に】
    ここまで読んでいただきありがとうございます。ここで最後にecforceのご紹介をさせていただきます。

    ecforce(イーシーフォース)は日本国内のEC・D2Cビジネスの現場を知り尽くした、わたしたちSUPER STUDIOが提供する国産SaaS型ECシステムです。EC・D2Cサイト構築の際の要件定義から成長拡大まであらゆるフェーズをサポートします。

    累計1,000以上のショップ様に導入されている国産SaaS型ECシステム「ecforce」。さらなる実績や機能のご紹介は以下からご覧ください。

    ecforceには、主に3つの特徴があります。

    特徴1. EC/D2Cビジネストレンドを踏まえた最先端のシステム

    豊富な搭載機能/カスタマイズ性/アップデートスピードでEC事業スタート・カート切り替えに対応。毎月平均で10-20個の新機能をリリース。

    特徴2. 売上を最大化する多彩なマーケティング機能

    クライアントニーズや自社経験を元にトレンドを抑えてた「効果がある」機能を搭載。「広告改善・CVR向上」や「LTV向上/CRM最適化」まで顧客獲得〜リピート化といった各フェーズに対応した機能群で、マーケティング施策を一貫して実施できます。

    特徴3. CSオペレーションやシステム運用工数を削減

    CSオペレーションや広告管理といったEC運営では工数がかかり煩雑化する業務も自動化と操作性の高いUIで効率化。運営コストを削減します。

    「ecforce」は、ECサイトの構築はもちろん、サイトを開設したあとの機能も充実。売上を上げるための豊富な機能からコストを削減する仕組みまで、ECビジネスの成長をサポートします。

    ご興味がある方はぜひ、以下からお問い合わせをいただければ幸いです。

    ecforce公式サイト

    その他、ecforce公式サイトでは、弊社が実事業経験から得たEC/D2Cノウハウを無料ebookで多数公開しております。弊社が独自に提供しているノウハウをたくさんご活用下さい。

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    Ecforce

    D2Cを成功に
    導くために必要なものとは?

    御社のD2Cを成功に導くには、D2Cに必要な要素を全て備えたカートが欠かせません。「ecforce」は数々のD2C事業の立ち上げ経験から生まれたカートサービス。
    多くのD2Cブランドがecforceを導入して、今までに合計1,000億円を超える売上を達成しています。

    平均年商

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    売上

    230 %

    UP ※2

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    D2Cを成功に導くために必要なものとは?
    ※1:稼働済みショップの平均年商 / 集計期間 2021年7月~2022年6月
    ※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
    ※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月

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