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【2026年版】売れるECサイトのデザインとは?5つの要素と4つの設計ポイント、参考事例・テンプレートも紹介

【2026年版】売れるECサイトのデザインとは?5つの要素と4つの設計ポイント、参考事例・テンプレートも紹介

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この記事でわかること

    ECサイトのイメージ

    ECサイトのデザインは「おしゃれ」だけでは売上につながりません。大切なのは、商品が探しやすく、迷わず購入できる体験を設計すること。本記事では、売れるECに共通する5つの要素と、設計時に押さえる4つのポイントを解説します。さらにトップページの必須要素、最新トレンド、制作方法、テンプレート活用までまとめて紹介します。

    これからECカートを決める方・いまのECカートに満足していない方へ。以下の記事にも、あなたのお悩みが解決する情報が満載です。

    4つのECサイト構築事例。新鋭D2Cブランドの動向から読み解く「狙い」とは?
    ECサイト構築法「パッケージ」とは?選び方やメリット・デメリットを解説

    ECサイトのデザインが重要な理由

    PCとスマホを使用する様子

    ECサイトのデザインが重要なのは、見た目の印象だけでなく「買いやすさ」に直結するからです。配色やレイアウトに統一感があると信頼感が生まれ、ユーザーは安心して閲覧できます。

    さらに、商品が探しやすい導線や直感的に操作できるUIが整っていれば、ユーザーの迷いやストレスが減り、回遊率やCVR(購入率)の向上につながります。

    逆に、情報が散らかっていたり操作が分かりにくかったりすると離脱を招き、売上機会を逃してしまうため注意が必要です。

    「売れるECサイト」のデザインに必要な5つの要素

    ECサイトのデザイン

    売れるECサイトには共通点があります。ターゲットに合う見た目、情報の分かりやすさ、スマホ最適化、スムーズな購入導線、そしてブランドらしさです。ここでは、成果につながるために欠かせない5つの要素を解説します。

    1. サイトのターゲット層に嫌われないデザイン

    ECサイトのデザインを考える際は、「多くの人に好かれること」よりも「ターゲットユーザーに嫌われないこと」を意識することが重要です。どれほどおしゃれなデザインでも、商品を購入する層の好みに合っていなければ、サイトに訪れた瞬間に離脱されてしまう可能性があります。

    たとえば、若年層向けの商品であれば、明るい色使いやトレンド感のあるデザインが好まれやすい一方で、年齢層が高いユーザー向けなら、落ち着いた配色や読みやすい文字サイズが求められる傾向があります。

    2. 分かりやすいシンプルなデザイン

    シンプルなデザインとは「情報を減らす」ことではなく、必要な情報がすぐ見つかる状態を指します。情報設計で整理した内容を、詰め込みすぎず読み取りやすく提示することで、迷いとストレスを減らせます。

    3. スマートフォンでも見やすいデザイン

    ECサイトの閲覧・購入はスマホが中心のため、モバイル前提の設計が成果に直結します。スマホで見づらい・押しにくいサイトは、商品探しや購入手続きのストレスが増え、離脱の原因になりがちです。

    コンテンツは縦スクロール中心に組み、重要情報(価格・送料・納期・返品・CTA)が埋もれない配置にしましょう。モバイルで快適に買い物できるデザインは、ユーザビリティを高めるだけでなく、SEO面でも評価されやすくなります。

    4. 購入までの導線がスムーズなデザイン

    売れるECサイトは、ユーザーが迷わず「トップページ→商品→カート→決済→完了」へ進める導線が整っています。ポイントは、購入意欲が高まるタイミングで次の行動が分かり、余計な迷いが生まれないことです。

    まず、トップページではナビゲーションと検索窓で目的の商品へ最短で到達できるようにし、商品詳細では必要情報を読みやすく提示します。

    そのうえで、カート以降は入力やクリックの手間を増やさず、スムーズに決済へ進める流れを優先しましょう。購入直前に関連性の低いバナーや、別ページへの誘導が多いと、離脱の原因になります。

    5. ブランドらしさを伝えるデザイン

    売れるECサイトは、使いやすさに加えて「このブランドから買いたい」と思わせる世界観づくりも重視しています。色・フォント・写真のトーンを統一すると、商品が魅力的に見えるだけでなく、ユーザーからの信頼感も高まり、再訪やリピートにつながりやすくなります。

    まずは「誰に、どんな価値を、なぜ届けるか」を言語化し、その価値が伝わる情報設計とビジュアル設計に落とし込みましょう。競合が多いほど、開発背景やこだわりのストーリー、オリジナルのアイコン・イラストで差別化するとブランドの個性が際立ちます。

    「売れるECサイト」を目指すデザイン設計の4つのポイント

    メモ帳とボールペン

    要素の次に重要なのは、サイト設計としてどう落とし込むかです。情報整理、ファーストビュー、回遊構造、ボタン設計の4つを押さえることで、迷いのない導線を作り、購入率の向上を狙えます。

    1. 情報を整理する

    売れるECサイトづくりの第一歩は、デザインより先に「情報の整理と配置」を決めることです。商品情報、購入に必要な情報(送料・配送・決済・返品など)、購入を後押しする情報(レビュー、ランキング、キャンペーン)を分類し、迷わず辿れる順に並べると、ユーザーの「探す→比較→購入」がスムーズになり、回遊や購入率の改善につながります。

    進め方は、情報を洗い出して重要度を付け、サイト全体をツリー構造に落とし込むこと。カテゴリは大・中・小の階層で、ユーザーが最短で目的商品に到達できる設計が基本です。

    2. ファーストビューを意識する

    ファーストビューとはアクセス直後に見える範囲で、「このサイトで何が買えて、何が得か」をユーザーへ瞬時に伝える場所です。ここで価値が伝わらないと、ユーザーはスクロールせずに離脱しやすくなります。

    重要なのは情報量ではなく、優先順位です。まず「商品カテゴリ(何屋か)」、次に「強み・メリット(差別化)」、最後に「次の行動(CTAや主要導線)」の順で、伝える要素を絞って配置しましょう。

    3. 回遊しやすい構造にする

    ECサイトにおける回遊性は、「商品を探す・比較する」といった購入導線の前半を支える要素です。ページ数が多いECサイトほど、カテゴリ設計やパンくず、関連商品の提示などで「次に見るべき場所」が自然に分かる構造が重要になります。

    関連商品・閲覧履歴にもとづくレコメンド、絞り込み・並び替え、特集ページへの導線などを分かりやすく置くと、他の商品も見てもらいやすくなり、購入機会を増やせます。

    ただしカート〜決済の直前では、回遊より購入完了を優先し、注意が散る要素は控えめにすることが重要です。

    4. ボタンは認識しやすいデザインにする

    ボタンは導線を前に進めるきっかけなので、見つけやすさと押しやすさが重要です。購入ボタンはテキストリンクのように埋もれさせず、形・色・余白で「押せる」ことが一目で分かるデザインにします。

    スマホはカーソルがないため、タップしやすいサイズと間隔を確保し、誤タップも防ぎましょう。文言も「カートに入れる」など、行動が具体的だと迷いにくくなります。

    ECサイトのトップページに必要な要素

    紙に書かれたカート

    トップページは、訪問直後に「何が買えて、どう進めばいいか」を伝える場所です。ヘッダーからメインビジュアル、コンテンツ配置、補助導線、フッターまで、基本要素を整えるだけで回遊と購入のしやすさが大きく変わります。

    ヘッダー

    ヘッダーはトップページ上部の共通エリアで、ロゴからグローバルナビ周辺までを指します。ユーザーが次の行動を迷わず選べるよう、回遊と購入に直結する導線を集約するのが基本です。

    優先して入れるのは、ショップロゴ、カテゴリ、検索窓、会員登録・ログイン、カートで、問い合わせ先や電話番号も置くと安心感につながります。ヘッダーは独自性を出すよりも、セオリー通りの配置のほうがユーザーの迷いを減らし、離脱防止に有効です。

    メインビジュアル

    メインビジュアルはトップページの「顔」です。グローバルナビ下に大きく配置されることが多く、新商品・季節のおすすめ・セールなど、企業が今一番伝えたい情報を訴求する役割があります。

    ただし、メインビジュアルが抽象的すぎると「何を売るサイトか」が伝わらず、離脱の原因になります。まずは商品・カテゴリがひと目で分かることを優先したうえで、写真の品質、文字の読みやすさ、余白の取り方まで丁寧に整えることが重要です。

    メインコンテンツ

    メインコンテンツはトップページの中心となるエリアで、商品やカテゴリなど主要情報を配置し、ユーザーを商品閲覧へ導きます。重要なのは「何を優先して見せるか」を決め、目的の商品にたどり着きやすい順番・見せ方に整えることです。

    メインコンテンツに掲載する要素は、商材やターゲット、季節で変わります。おすすめ、ランキング、新商品、セール、カテゴリ導線などは定番ですが、詰め込みすぎると散らかるため厳選しましょう。

    サイドメニュー

    サイドメニューはメインコンテンツの横に置く補助エリアで、トップページを使いやすくする便利な導線や、見逃しやすい情報を補完します。

    <設置例>

    • カテゴリのローカルナビ
    • 人気ランキング
    • セール・キャンペーンバナー
    • お知らせ
    • 店舗紹介
    • SNS・メルマガ案内

    目立たせたい項目はバナー化すると視認性が上がり、他ページへの誘導にもつながります。

    ただしPCの2カラム表示では、サイドメニューがメインと同時に目に入るため、詰め込みすぎると商品訴求の邪魔になります。スマホでは下部に回りやすいので、メインに載せない優先度の低い情報を置くなど、デバイス別に役割を分けて設計しましょう。

    フッター

    フッターは全ページの最下部に置かれるエリアで、ヘッダーには載せきれない重要情報を整理して案内する役割があります。目に触れる機会は多くないものの、購入前に確認したい情報をまとめておくことで、ユーザーの不安を減らし、安心して買い物できる状態を作れます。

    フッターに必ず入れておきたいのは「特定商取引法に基づく表記」です。ECサイトでは必須項目のため、分かりやすい位置に掲載しましょう。あわせて、運営会社情報、利用規約、プライバシーポリシー、お問い合わせ先も基本的にセットとして用意します。

    ECサイトのデザインのトレンド

    トレンドの文字を囲んで座る人形

    売れるための基本を押さえたうえで、表現のトレンドも知っておくとデザインの幅が広がります。ここでは、世界観づくりや訴求力アップに役立つ最新のデザイン手法と、取り入れる際の注意点を解説します。

    パララックス・スクロールエフェクト

    パララックス・スクロールエフェクトは、スクロールに合わせて背景と前景を異なる速度で動かし、視差で奥行きや立体感を演出する表現です。動きが加わることでサイトをダイナミックに見せられ、ユーザーの興味を引きやすくなります。

    また、スクロール操作だけで情報を段階的に見せられるため、写真やイラストと組み合わせて魅力や使用シーンを伝えるのに適しています。特に、ブランドコンセプトやストーリーを訴求するLP、商品紹介ページで採用されやすい手法です。

    タイポグラフィ

    タイポグラフィは、フォントの種類・サイズ・配置を工夫し、文字をデザイン要素として活かす手法です。情報を視覚的に強調でき、ブランドの個性やメッセージを印象づけやすいため、キャッチコピーやセール訴求など最初に見せたい部分に向いています。

    近年は、見出しを画面いっぱいに大きく置く「巨大タイポグラフィ」もトレンド。サイトの内容を瞬時に伝えやすく、記憶にも残りやすいのが魅力です。

    レトロモダン

    レトロモダンは、懐かしさのある要素を取り入れつつ、現代的なレイアウトやUIで見やすく整えたデザインです。伝統的な商品や歴史のあるブランド、ストーリー性の強い商材で個性を出したいときに向いています。

    配色・フォント・装飾はレトロ寄りに統一しつつ、余白や情報整理は現代的に仕上げると、「古さ」ではなく「味」として魅力を演出できます。太めの罫線やメリハリのある配色も有効ですが、日本語サイトではフォント選びで読みにくくならないよう可読性に注意しましょう。

    ニューモーフィズム

    ニューモーフィズムはフラットなシンプルさに、やわらかな陰影や光沢を加えて立体感を出すデザイン手法です。ミニマルで洗練された雰囲気を演出できるので、ボタンやカードなど、UIパーツのデザイン性を高めたい場面で取り入れられます。

    ただし、ニューモーフィズムは陰影が繊細な分、コントラストが弱いと押せる場所が分かりにくく、特にスマホでは視認性・操作性が下がる恐れがあります。取り入れる際はブランドの世界観に合うか確認し、CTAに使う場合は色・サイズ・余白で認識しやすさを補いましょう。

    3Dデザイン

    3Dデザインは、立体的なグラフィックやアニメーションを取り入れて、商品の質感や形状をよりリアルに伝えるトレンドです。商品を360度で確認できる表現は、実店舗に近い体験を提供できるため、購入前の不安を減らし、購買意欲の向上にもつながります。特にファッションやインテリアなど、見た目やサイズ感が重要な商材と相性がよい手法です。

    一方で3D要素を多用すると表示が重くなりやすいため、使用箇所を絞る、軽量化を行うなど、快適に閲覧できるパフォーマンス設計が欠かせません。

    アブストラクト・アート

    アブストラクト・アートとは、線や図形、色彩、模様といった抽象的な要素で世界観を作れるデザイン表現です。四角・円などのモチーフにグラデーションや質感のあるパターンを重ねることで、個性的でスタイリッシュな印象を与えやすく、ブランドの雰囲気を際立たせたいときに役立ちます。

    ただし、装飾を盛り込みすぎると視線が散り、伝えるべき情報が埋もれてしまう恐れがあります。ECサイトでは商品と購入導線が主役なので、邪魔にならない量と配置に抑え、あくまでアクセントとして取り入れるのが効果的です。

    手書き風デザイン

    手描きの文字・イラストで温もりや親近感を加える表現で、特にハンドメイド品や天然素材など、作り手の想いや背景を伝えたい商材と相性が良好です。フラットなサイトが増える中、あえて手作り感を入れることで印象に残りやすく、ブランドのオリジナリティも高められます。

    ただし、手書き風デザインを多用すると読みにくくなるため、見出しや強調箇所など役割が明確な部分に絞って取り入れましょう。

    流体シェイプ・幾何学模様

    滑らかな曲線と図形パターンを組み合わせ、抽象的でモダンな印象を作るデザイン手法です。背景装飾として使われることが多く、商品画像やコピーと合わせることで先進性や洗練感を演出できます。

    また、バナーやボタン周辺に流体シェイプ・幾何学模様を控えめに置くと視覚的な階層が生まれ、重要情報へ自然に視線を誘導できます。ただし主張が強いと商品が埋もれるため、色数や配置量を抑えて「引き立て役」として使うのがポイントです。

    ECサイトのデザインで参考になるギャラリーサイト5選

    ECサイトのデザインに取り組む際、参考となるギャラリーサイトは非常に重要なツールとなります。

    今回は、特におすすめの「MUUUUU.ORG」「SANKOU!」「I/O 3000」「1guu」「S5-Style」を紹介します。

    1. MUUUUU.ORG

    MUUUUU.ORGのトップページ

    「[MUUUUU.ORG](http://muuuuu.org/)」は、多種多様なECサイトデザインの参考になる優れたギャラリーサイトです。このサイトは、世界中のクリエイティブなECサイトデザインを集約しており、新たな視点やアイデアが得られます。

    出典:MUUUUU.ORG

    2. SANKOU!

    SANKOU!のトップページ

    「SANKOU!」は、日本のECサイトデザインを中心に掲載しているギャラリーサイトで、国内のトレンドを把握するのに適しています。

    このサイトでは日本特有の消費者ニーズに対応したデザインが多数掲載されており、市場に合ったデザインが学べます。日本市場向けのECサイトデザインを考える際には、「SANKOU!」を参考にすると良いでしょう。

    出典:SANKOU!

    3. I/O 3000

    I/O 3000のトップページ

    「I/O 3000」は、技術とデザインが融合した革新的なECサイトのデザインを提供するギャラリーサイトです。このサイトは、最新のウェブテクノロジーを活用したサイトデザインを掲載しているため、最先端のトレンドが把握できます。

    最新の技術とデザイントレンドを取り入れたECサイトデザインを目指すなら、「I/O 3000」は必見です。

    出典:I/O 3000

    4. 1guu

    1guuのトップページ

    「1guu」は、デザインの完成度が高いサイトを集めたギャラリーで、特にアニメーションや動きのある表現を参考にしたいときに役立ちます。サムネイル自体が動く形式のため、遷移前に雰囲気をつかみやすいのも特徴です。

    また、業種別・国別に絞り込めるので、ジャンルごとの傾向や海外トレンドをまとめて確認できます。

    出典:1guu

    5. S5-Style

    S5-Styleのトップページ

    「S5-Style」は、掲載数が豊富な大規模ギャラリーサイトで、国内外あわせて8,000件以上のWebデザインを閲覧できます。業種や雰囲気、メインカラーといった基本条件に加え、デザインの特徴やサイト形式、使用技術でも絞り込めるのが強みです。

    出典:S5-Style

    【業界別】デザインの参考になる企業のECサイト

    次に、業界別で参考になるECサイトを紹介します。各業界特有のニーズに対応したデザインは、自社サイトのデザイン案のヒントになるでしょう。

    【アパレル】BEAMS

    BEAMSのトップページ

    BEAMSはシンプルで洗練されたデザインが特徴で、商品の写真や説明が丁寧に配置されており、ユーザーは商品の魅力を直感的に感じることができます。

    出典:BEAMS

    【アパレル】TOMORROWLAND

    TOMORROWLANDのトップページ

    TOMORROWLANDでは高品質なイメージを反映するために、落ち着いた色調と細部までこだわったレイアウトが採用されています。ユーザーの心を捉えるサイトとして非常に優秀ですので、ぜひ参考にしましょう。

    出典:TOMORROWLAND

    【コスメ・美容】lululun

    lululunのトップページ

    lululunはシンプルなデザインが特徴的です。商品の種類とその特性を一目で理解できるように、明確なビジュアルと簡潔な文章が使用されています。

    出典:lululun

    【コスメ・美容】Miis

    Miisのトップページ

    Miisはブランドのエッセンスが色濃く反映されており、シンプルなデザインでブランドの高級感を演出し、ユーザーに信頼感を与えています。

    出典:Miis

    【食品】Muscle Deli

    Muscle Deliのトップページ

    Muscle Deliは、フィットネスを意識したライフスタイルに合わせた商品群が特色。シンプルで使いやすいインターフェースにより、商品の詳細な情報が一目で分かります。

    出典:Muscle Deli

    【食品】Mr.CHEESECAKE

    Mr.CHEESECAKEのトップページ

    Mr.CHEESECAKEのECサイトは、余白を活かしたミニマルな設計で高級デザートの世界観を強く打ち出しているのが特徴です。ブランドメッセージと季節商品を明快に提示し、商品ページでは香りや口溶け、温度変化による食べ方まで丁寧に案内しています。

    出典:Mr.CHEESECAKE

    【インテリア】LOWYA

    LOWYAのトップページ

    インテリア・生活雑貨業界のデザインでは、商品の機能性と共にライフスタイルの提案が重要です。LOWYAは、クリアで直感的なナビゲーションと、きめ細かな商品カテゴリ分けが特徴です。

    出典:LOWYA

    【インテリア・生活雑貨】北欧暮らしの道具店

    北欧暮らしの道具店のトップページ

    北欧暮らしの道具店は、ブランドの個性と商品の特徴を反映させた視覚的な商品画像と、商品の詳細情報が丁寧に記載されており、一つ一つの商品に対する思いやこだわりをユーザーに伝えています。

    出典:北欧暮らしの道具店

    ECサイトのデザインを制作する方法

    パソコン操作をする人の手元

    ECデザインの主な作り方は、内製・制作会社またはフリーランスに依頼の3種類です。それぞれの特徴を紹介します。

    自社で制作する

    ECサイトのデザインは社内で内製することも可能です。外注費を抑えられ、改善や更新を素早く回せるのがメリットです。

    一方で、成果につながるデザインにはスキルだけでなく、ツール操作やコーディング、場合によっては実装・改修の知識も必要です。継続的に回せる体制があるか確認し、難しければ外部活用も検討しましょう。

    制作会社に外注する

    社内リソースが不足している場合は、制作会社へ外注する方法があります。プロが対応するため品質が安定しやすく、要件整理から設計・制作、運用サポートまで幅広く任せられるのがメリットです。

    一方で、依頼範囲や機能に応じて費用が高くなりやすく、打ち合わせや社内確認を挟む分、制作期間が長引くこともあります。

    失敗しないEC制作会社の選び方|タイプ別に選べるEC構築のプロ15社を紹介

    フリーランスに依頼する

    ECサイトのデザイン制作は、フリーランスに外注することもできます。業務委託で案件単位に依頼できるため、「バナーだけ」「UI/UXだけ」など必要範囲に絞って柔軟に発注しやすいのがメリットです。トレンドに強い人材も多く、要望を直接伝えやすい点も魅力でしょう。

    しかし、スキルや対応範囲は個人差があり、納期遅延や連絡面のリスクもあります。フリーランスに依頼する際は、まず実績を確認し、依頼範囲・納期・修正回数など契約条件を明確にして進めることが重要です。

    ECサイトの構築はデザインテンプレートの利用が便利

    手の上に浮かぶ電球マーク

    ECサイトの開設やデザインをリニューアルする際には、まずはテンプレートの利用が便利です。ここではデザインテンプレートを使うメリット・デメリット、選び方のポイントを解説します。

    デザインテンプレートを使うメリット

    ここでは「なぜテンプレートが有利なのか」を、立ち上げやすさ・費用面・運用のしやすさといった観点で解説します。

    専門知識がなくても短時間で構築できる

    デザインテンプレートはレイアウトやパーツが整っているため、ゼロから作るより短期間でECサイトを立ち上げられます。画像や商品情報を差し替えるだけで形になり、ドラッグ&ドロップや簡単設定で調整できるものも多く、更新やキャンペーン対応も手早く行えます。

    コストを抑えられる

    テンプレートを使えば、一からデザインや機能を作り込む工数が不要になり、制作費を抑えやすくなります。特に、制作会社へ外注する場合と比べると、初期費用を抑えられる点は大きな魅力でしょう。

    SEOに強いサイトを構築できる

    SEOを意識したテンプレートなら、ページ構成や見出し設計、スマホ対応など、検索に評価されやすい基本要素が初期状態で整っていることがあります。そのため専門知識が少なくても、SEOを踏まえたサイトを作りやすい点がメリットです。

    デザインテンプレートを使うデメリット

    テンプレートは万能ではなく、使い方を誤ると差別化しづらかったり、運用上のリスクが出たりします。ここでは代表的な注意点を解説します。

    他社サイトとデザインが似る可能性がある

    テンプレートは多くのショップが同じデザインを使えるため、導入すると他社と雰囲気がかぶりやすいのが難点です。特に定番や無料のテンプレートは採用例が多く、世界観を強く出したい場合は物足りなく感じることもあります。

    対策として、配色・フォント・写真の統一や、コンテンツ・商品訴求の強化で独自性を補いましょう。

    ECサイトに使えるおすすめ無料テンプレートまとめ

    セキュリティの強化が必要な場合がある

    ECサイトは個人情報や決済データを扱うため、セキュリティ対策が欠かせません。テンプレートによっては更新が少なく脆弱性が残ることもあり、特に無料版は注意が必要です。

    安全に運用するには、テーマやプラグインの定期更新、不要な機能の削減、管理画面のアクセス制限といった追加対策を行い、難しければ専門家や外部支援を活用するのがおすすめです。

    デザインテンプレート選びのポイント

    ECサイトで成果を出すには「どのテンプレートを選ぶか」が重要です。商品ジャンルやターゲット、訴求の見せ方、将来の拡張までを踏まえて選ぶことで、運用後の改善も進めやすくなります。

    自社商品に合うデザイン

    テンプレートは、自社が扱う商品ジャンルとブランドイメージに合うものを選びましょう。日用品なら明るく親しみやすい雰囲気、食品なら清潔感と読みやすさ重視が基本です。アイテム数を絞る場合は、写真や主力商品を大きく見せられる構成が有効。派手・複雑すぎるものは避け、「商品が主役になる見せ方」を基準にします。

    ターゲットへの対応

    「誰に売るか」でも最適なテンプレートは変わります。高齢層向けなら大きな文字とシンプル操作、若年層・スマホ中心ならモバイルファーストでSNS連携しやすい設計が向きます。高単価商材は比較検討が前提になりやすいので、問い合わせ・資料請求・類似商品の導線が分かりやすいものを選び、ユーザーが迷わず行動できるかどうかで判断しましょう。

    商品訴求に適した表示方法

    テンプレートを選ぶ際は、扱う商品の見せ方に合っているかも確認しましょう。商品数が多い場合は、一覧表示やカテゴリ導線でラインナップ・価格帯を把握しやすい構成が適しています。少数精鋭の販売スタイルなら、商品を並べる前にコンセプトやこだわりを伝えられるレイアウトが有効なことも。販売スタイルに合う表示を選びましょう。

    カスタマイズ性

    テンプレートは同じものを使うショップも多いため、独自性を出すにはカスタマイズ性が鍵です。配色・フォント・レイアウトを管理画面で調整できるか、パーツ追加や差し替えが簡単かを確認しましょう。運用で施策やUI改善が必要になるため、将来の改修や拡張に対応できる柔軟性も重視すると安心です。

    すでに導入しているサイトの多さ

    導入実績が多いテンプレートほど、事例や設定ノウハウが豊富で、つまずいたときの解決策を見つけやすくなります。利用者が多い分、カスタマイズ手順や不具合対応、更新時の注意点などの情報も集めやすいでしょう。

    ECサイトのテンプレートはどう選ぶ?注意点や勉強方法も紹介

    ECサイトの構築におすすめのデザインテンプレート

    ここではおすすめのテンプレートを紹介します。

    • easy myShop
    • EC-CUBE
    • BASE
    • ecforce

    easy myShop

    easy myShopのトップページ

    easy myShopは、初心者でも扱いやすいECサイト用のテンプレートサイトとしておすすめです。視覚的に訴求力のあるテンプレートが豊富に用意されており、それぞれにユーザビリティを考慮したデザインが施されています。

    また、レスポンシブデザインに対応しているため、スマホからのアクセスにも適応できます。

    出典:easy myShop

    EC-CUBE

    EC-CUBEのトップページ

    EC-CUBEは、自由度の高さと拡張性を持つECサイト用のテンプレートとしておすすめです。自社のブランドイメージに合わせてカスタマイズでき、多機能なサイトを構築することが可能です。

    自分だけのオリジナルなECサイトを作りたい方や、高度な機能を求める企業にとってEC-CUBEは最適な選択肢となります。

    出典:EC-CUBE

    BASE

    BASEのトップページ

    BASEは、直感的な操作性で初心者でも使いやすい点が魅力です。短時間で簡単にECサイトを立ち上げることができるうえ、さまざまな機能が初期から提供されています。

    「手軽にECサイトを立ち上げたい」「初めての運営で不安がある」という方にとって、BASEは非常に信頼できる選択肢となります。

    出典:BASE

    ecforce

    ecforceで作成したページ

    シンプルなデザインが特徴で、ECサイトのトレンドや新機能リリースに合わせてユーザーインターフェースがアップデートされます。

    テーマカスタマイズ機能や言語の編集機能により、コード編集なしでショップの基本的な見た目や雰囲気を、独自のブランドに合わせてカスタマイズできます。

    詳細はこちら

    ECサイトのデザインは「見た目」と「使いやすさ」の両立が重要

    パソコンで仕事をする男性

    ECサイトは見た目の良さだけでなく、情報の分かりやすさや購入までの導線といった「使いやすさ」が成果を左右します。ターゲットに合う世界観を作りつつ、スマホでも迷わず操作できる設計に整えることが重要です。本記事で紹介した要素・ポイントを基準に、自社の課題を洗い出し、改善を積み重ねていきましょう。

    Ecforce

    D2Cを成功に
    導くために必要なものとは?

    御社のD2Cを成功に導くには、D2Cに必要な要素を全て備えたカートが欠かせません。「ecforce」は数々のD2C事業の立ち上げ経験から生まれたカートサービス。
    多くのD2Cブランドがecforceを導入して、今までに合計1,000億円を超える売上を達成しています。

    平均年商

    2 億円

    以上 ※1

    売上

    230 %

    UP ※2

    継続率

    99.7 %

      ※3

    D2Cを成功に導くために必要なものとは?
    ※1:稼働済みショップの平均年商 / 集計期間 2021年7月~2022年6月
    ※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
    ※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月

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