この記事でわかること
皆さんはこのようなことにお困りではないですか??
苦労した末に作った商品だけど、
・どうやって売ったらいいのかわからない…
・売れると思って作ったのに全然売れない…
このような悩みはどんな事業をやっていたとしてもついてまわる悩みです。
ことD2CをやっているEC事業者は商品企画から消費者への販売まで、すべて一気通貫で行うため、これらの悩みは日常的に起きることが多いと思います。
このような時によくある対応方法は、
・さらに商品に磨きをかけるよう努力する
・広告出稿量を増やす
など色々な方法が思い浮かびますし、すでに色々と施策を考え実行しているかと思います。
しかし、今までの運用のまま商品を変えずに、同じ広告出稿量で売上を伸ばす方法があります。
もちろん商品を売るために、最低限の商品力や広告出稿は必要ですが、実は商品を売るためのテクニックがあります。
そのテクニックとは、「心理学」です。
例えば、このエントリーのタイトルでもある、「 ※本気で売りたい人以外絶対に見ないで下さい※」です。
これはカリギュラ効果という心理学でも実証されている効果を使ったもので、人は禁止されるとつい見たくなってしまう心理を応用したものです。
このような心理学から発展した、セールスで応用可能な心理学をいくつかご紹介していきたいと思います。
カリギュラ効果
カリギュラ効果とは、学術的には「心理的リアクタンス」と呼ばれ、禁止されるほどやりたくなる人間の心理現象のことをいいます。
なぜ人は禁止されるほどやってみたくなるのか。
一般的に人は自分の行動を自分の意思や感情で決めたいという欲求を持っています。
そのため他人に禁止されるとストレスとなり強い反発欲求が生まれます。
そして禁則事項を破った背徳感は達成感に変わるためスリルを味わう際の快感と似ています。このような人間の習性をカリギュラ効果と呼びます。
分かりやすく例えると某お笑い芸人のお家芸「押すなよ」もカリギュラ効果ですね。
では次にカリギュラ効果をどうセールスに活用したらいいのか。
使用例としては、広告テキストに「○○以外の方は、オススメしません」などの文言を入れることでクリック率をUPさせることができます。
権威への服従心理
人は肩書きや権威に弱いものです。
専門家や権威や地位のある人間の指示や言動を盲信してしまう。
例えると「スタンフォード大学教授の博士が…」や「エリート弁護士によると…」が前置きにあると、人は盲目的にその内容を信じ込んでしまう傾向にあり簡単に説得されてしまうのです。
ウェブでも「権威」ある人が発言すれば同じ内容でも伝わる効果が高まります。
では「権威」とは何か。一般的に「医者」「専門家」「有名人」などがあります。
人は「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」で受け取り方が変わります。
その心理を広告に活用する事で購入を促す事が可能になるのです。
例えばタイトルの「広告で使える心理学」ですが「心理学者が教える。広告に使える心理学」など、「心理学者」を付け加えると説得力のあるタイトルが作成出来ます。
もちろん私は心理学者ではないので使用しませんでしたが、権威性を活かしたテキストは昨今至る所でみかけます。是非みなさんも権威性を活かしたテキストを作成してみてください。
カクテルパーティー効果
この効果は自分が興味あることを無意識に選択して認識してしまう効果のことをいいます。人は興味があるものに対して情報感度が高くなります。
パーティーのような複数の人が雑談してる中でも自分に興味のある会話や自分の名前を自然と聞き取れるのはカクテルパーティー効果によるものです。
カクテルパーティー効果は聴覚だけでなく視覚にも影響します。
話が聞き取れなくても口の動きから話の内容を補うように、人は視覚でも無意識に自分に関係ある情報を察知しようとします。
このカクテルパーティ効果をどうやって広告に落とし込むのか。
ポイントはユーザーが「気になるワード」です。
ユーザーが求めている単語を広告テキストに散りばめると目に留まりやすくなるといった性質を利用します。
例としてユーザーの地理的属性を使用したテキストが以下になります。
① 東京都○○区にお住まいの方へ
② 通勤時間を1時間以上かけてるあなたへ
③ 豪雪地にお住まいの方へ
ここで重要なのが「ターゲットを明確化する」という点です。
ターゲットとなるユーザーが不明確だと意図した層に刺さるメッセージは作成しづらいものです。そのためターゲットを明確化する事は非常に重要です。
ターゲットを明確化して、限定的なメッセージを送る事で、初めてこの法則は効果を最大化します。みなさんも是非活用してみてください。
いかがでしたでしょうか。
今回紹介した法則以外にも心理学はマーケティングにおいて至る所で使用されています。
たくさんのテクニックが私達の目にするものすべてに使用されていると言っても過言ではありません。
もちろん、すべての法則が当てはまるわけではありませんが、あなたが繰り返しユーザーにメッセージを送るのなら、これらの法則は質の高いメッセージを送る1つのテクニックになるはずです。
心理学は知っておくとマーケティングの現場においてユーザーの心理を掴むヒントにもなります。ユーザーは「何を求めているのか」このことを慎重に考えた上で、みなさんも今後のマーケティング活動に活用してみてください。
【最後に】
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※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月