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アクセサリーOEMの失敗しない選び方とは?製造までの流れや注意点を解説

アクセサリーOEMの失敗しない選び方とは?製造までの流れや注意点を解説

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    自動車業界や化粧品業界では盛んに利用されているOEM。

    商品のバリエーションを簡単に増やせるため、アクセサリー業界でもよく使われている手法です。

    この記事では、アクセサリーOEMの基本知識やメーカーの選び方、納品までの流れについて紹介していきます。

    この記事を最後までご覧いただいた方のために、事業にすぐ使える実践フォーマットを配布させていただいております。ぜひご活用下さい。

    アクセサリーOEMとは?

    そもそもOEMとは、Original Equipment Manufacturingの略語で、ブランド側の依頼した商品をメーカー側が製造することです。

    自社でデザインしたアクセサリーをプロのメーカーが高い技術で製造してくれるため、ブランド側は販売促進に力を入れることができます。

    しかし、OEMはアクセサリーのデザインや素材など、細かく依頼しなくてはいけないため、ブランド側にもある程度の知識が求められます。

    アクセサリーOEMの選び方

    OEMをはじめるときに、1番のネックとなるのがメーカー選びでしょう。

    どのメーカーにすればいいのか迷っている人は、以下の3つの方法で選んでみてください。

    • 技術力
    • 製造スピード
    • 得意分野

    それぞれ詳しく紹介していきます。

    技術力で選ぶ

    1つ目は「技術力」です。

    自社でデザインしたアクセサリーを、本当に製造できるだけの技術力があるかどうかは必ず確認しておかなければいけません。

    実際にサンプルを制作してもらって実物を確認するのはもちろん、過去に制作したアクセサリーを確認して技術力を確かめておきましょう。

    製造スピードで選ぶ

    2つ目は「製造スピード」です。

    自社が希望している納品までの期間に、対応してくれるだけのリソースが確保されているかも重要なポイントです。

    安定した製造は可能か、短期間での大量発注には対応できるか、など、さまざまな状況を想定しておきましょう。

    得意分野で選ぶ

    3つ目は「得意分野」です。

    OEMメーカーにはそれぞれに得意分野があります。

    「イヤリング専門」や「ゴールドの加工が得意」など、メーカー側の得意としている内容を依頼するのが基本です。

    どれだけ実績のあるメーカーでも得意分野以外はノウハウがないため、技術力が足りていないこともあります。

    アクセサリーOEMの流れ

    それでは次に、アクセサリーOEMの流れについて紹介していきます。

    アクセサリーOEMは基本的に、以下の流れで進めていきます。

    • 打ち合わせ
    • 原型の作成・確認
    • サンプルの作成・確認
    • 量産開始

    それぞれ詳しく紹介していきます。

    打ち合わせ

    まずはメーカーに連絡して、商品の打ち合わせをします。

    デザインや素材、納期などを細かく打ち合わせして、見積もりを依頼しましょう。

    アクセサリーの詳細だけでなく、納期や注文数など、実際に依頼するときのことまで想定しているとスムーズに話が進みます。

    原型の作成・確認

    商品の打ち合わせが終わったら、アクセサリーを製造するときに使用する原型を作成してもらいます。

    アクセサリーの製造は原型のクオリティによって、大きく左右されます。

    原型の作成は基本的に有料ですが、クオリティチェックのためには欠かせません。

    サンプルの作成・確認

    原型を作成してもらったら、サンプルも確認しておきましょう。

    原型をもとにアクセサリーを製造するため、デザインは同じです。

    そのため、サンプルの確認はブランド側に任せられますが、万が一のことを想定して確認しておくことをオススメします。

    量産開始

    原型やサンプルに納得できれば、すぐにでも量産可能です。

    実際に依頼するときには、納期や発注数を再度確認しておきましょう。

    1度作成してもらった原型は、メーカー側で管理してくれています。

    そのため、リピートする場合は、すぐにでも製造してもらうことが可能です。

    しかし、原型の保管期間はメーカーによって異なるため、必ず確認しておきましょう。

    アクセサリーOEMを委託する前に知っておくべきこと

    それでは最後に、アクセサリーOEMを委託する前に知っておきたいことを紹介していきます。

    商品の企画・開発から携わってくれる「ODM」とは違い、「OEM」はブランド側でアクセサリーを開発しなくてはいけません。

    そのため、ブランド側でも最低限の知識は知っておきましょう。

    特に、以下の素材は混同されやすいため、違いを覚えておきましょう。

    「プラチナ」と「ホワイトゴールド」は何が違う?

    プラチナとホワイトゴールドは見た目がよく似ているため、非常に間違えやすい素材です。

    完成品は非常によく似ていますが、この2つの素材には大きな違いがあります。

    プラチナは加工する前から白銀色の金属ですが、ホワイトゴールドの元々の色は金色です。

    ホワイトゴールドは銀やパラジウムなどを混ぜ合わせることによって、プラチナのような白銀色に加工されています。

    また、中にはメッキ加工をしている場合もあります。

    「K10」と「K18」は何が違う?

    ゴールドのアクセサリーに「K10」や「K18」という表記を見たことがある人も多いと思います。

    この表記は金の含有率を表しています。

    金の含有率が41.7%だと「K10」、75%だと「K18」になります。

    また、金の含有率が100%だと「K24」と表します。

    当たり前ですが、ゴールドは金の含有率が高いほど上質な素材になります。

    「シルバー」と「ステンレス」は何が違う?

    「シルバー」と「ステンレス」も非常によく似ていますが、まったく異なる素材です。

    シルバーは光沢があり、加工しやすいため、昔からアクセサリーとして多くの人に好まれてきました。

    一方ステンレスは非常に丈夫な素材で、サビや汚れに強く、長期間の使用しても傷つきづらいという特徴があります。

    また、ステンレスには金属アレルギーの人でも使用できるメリットがあります。

    基本的にどちらもカジュアルなアクセサリーに使用される素材なので、デザインや使いやすさで選ぶといいでしょう。

    アクセサリーOEMまとめ

    この記事では、アクセサリーOEMの基本知識やメーカーの選び方、納品までの流れについて紹介しました。

    アクセサリーの製造には設備だけでなく、高い技術を持った職人が必要になります。

    そのため、アクセサリーを製造するために必要な設備をイチから整えていくと、コストは大きく膨らみます。

    しかし、OEMならプロのアクセサリー職人が、高い技術で自分がデザインしたアクセサリーを実現してくれます。

    販売するまでのコストを大きく抑えられるため、結果的にお客様に提供する価格も抑えることができます。

    アクセサリーOEMメーカーで重要なのは、アクセサリーのデザインを細部まで実現してくれるかどうかです。

    多少のコストはかかりますが、まずは原型を作ってもらい、サンプルを見てから依頼するメーカーを決めましょう。

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