この記事でわかること
「そもそもECって何?」「ECサイトについて具体的に知りたい」こんなふうに考えている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ECサイトの定義や種類、運営するメリットとデメリットについて紹介していきます。
これからECサイトを構築しようと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
ECサイトとは?
まずは、ECサイトの定義や種類について紹介していきます。
ECサイトを運営するにあたって、基本的な知識ではありますが、確認しておきましょう。
ECサイトの定義
そもそも「ECサイト」とは、インターネット上で商品やサービスを購入できるWebサイトのことです。
「electronic commerce(電子商取引)」の略称で、もともとは電子商取引に対応しているWebサイトを意味していましたが、最近では一般的なネットショップからオークションサイトまで、幅広く使われています。
そのため、最近では「買い物ができるWebサイト」は、すべてECサイトとして一般的に認識されるようになりました。
ECサイトの種類
ECサイトは、「自社EC」と「モール型EC」の2つに分類されます。
自社ECとは、その名の通り自社で管理・運営しているECサイトのことです。
モール型ECとは、1つのサイトの中に複数のショップが商品を出品している大型ECサイトのことです。
モール型ECは開設までは非常に簡単で、費用もほとんどかかりません。
しかし、サイトデザインには限界があり、同じモール内で激しい価格競争に巻き込まれる可能性もあります。
企業の事業としてECサイトを運営するのであれば、自社ECを検討した方がいいでしょう。
ECサイトの種類や特徴を詳しく解説した記事はこちらです。
ECサイトとWebサイトの違いとは。ECサイトの特徴やWebサイトの種類を解説
EC業界の市場規模は拡大中!
EC業界の市場規模は年々、成長しています。
最近では誰でも簡単にECサイトを始められるサービスも増えてきており、多くの企業がEC業界に参入してきています。
近年は新型コロナウイルスによる影響もあり、EC業界の成長はさらに加速していますが、そもそも以前から市場規模は順調に拡大していました。
経済産業省の調査によると、2018年の企業と一般消費者の市場規模は前年度比8.96%増と、急成長しています。
(参照:経済産業省 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備)
また、仲介コストをカットできる「D2C」がEC業界のトレンドになっています。
スタートアップ企業から生まれているD2Cブランドも多く、大手企業だけでなく中小企業にも参入する余地は残っているでしょう。
D2Cに関して詳しく解説した過去記事はこちらです。
6つの要素で形作られるD2Cの定義とは?(現場でD2Cを遂行する視点から)
ECサイトを運営するメリット
それでは次に、ECサイトを運営するメリットについて紹介していきます。
ECサイトを運営するメリットは、以下の3つです。
- サービスの自由度が上がる
- 人件費と家賃を削減できる
- 時間と場所を選ばない
それぞれ詳しく紹介していきます。
サービスの自由度が上がる
ECサイトでは実店舗のような接客はできませんが、クーポンやメールマガジン、シークレットセールなど、Webならではのサービスを提供することができます。
AI機能を活用したオススメ商品の紹介など、接客面でさえECサイトが優れているポイントもあります。
しかし、ECサイトの機能はECカートの性能に大きく左右されるため、どのような機能が必要なのかを検討し、慎重に選択しましょう。
人件費と家賃を削減できる
ECサイトであれば、人件費と家賃を大幅に削減することができます。
もちろん、ECサイトの運営にもコストはかかりますが、販売金額に対して数%の料金体制も多く、実店舗のように高額の固定費に悩まされることはないでしょう。
経営上のリスクヘッジをかねて、ECサイトを開設している企業も少なくありません。
初期費用や固定費の面では、実店舗と比べると、ECサイトに大きなメリットがあります。
時間と場所を選ばない
ECサイトはインターネット上で買い物をするため、24時間いつでも商品やサービスを購入することができます。
また、サイトにアクセスさえできれば、場所の制限もなくなります。
まさに「いつでもどこでも」ユーザーが好きなタイミングで購入できることは、ECサイト最大のメリットです。
スマートフォンの普及率は今後も上がっていくことが予想されているため、ECサイトの利用者もさらに増えていくでしょう。
ECサイトを運営するデメリット
それでは次に、ECサイトを運営するデメリットについて紹介していきます。
ECサイトを運営するデメリットは、以下の3つです。
- 成長するまでに時間がかかる
- 集客にコストがかかる
- ECサイト運営のノウハウが必要
それぞれ詳しく紹介していきます。
成長するまでに時間がかかる
ECサイトを開設して間もない頃は商品の知名度が低いため、大規模なプロモーションを行わない限りは成長に時間がかかります。
よほど有名な商品であれば問題ありませんが、開設してから数ヶ月間の売り上げには期待できないでしょう。
実店舗よりも成長速度が遅いことを考慮した上で、長期的な戦略を立てておく必要があります。
集客にコストがかかる
ECサイトは実店舗の路面店のように、開店しているだけではユーザーが訪れてくれません。
集客力のあるモール型ECを利用したとしても、激しい価格競争に発展する可能性がありますし、競合が多いため売り上げも分散してしまうでしょう。
Web広告やクーポンを発行するなど、集客力を上げるためにはコストがかかることを知っておきましょう。
ECサイト運営のノウハウが必要
ECサイトを運営するには、実店舗とは違ったノウハウが必要になります。
HTMLやCSSなどのプログラミングスキルや、写真や動画の編集スキルなど、ECサイト担当者の業務は多岐にわたります。
自社に適した人材がいない場合は、運営業務までサポートしてくれる制作会社にサイト構築を依頼しておきましょう。
ECサイトを構築するならecforce
ecforceは法人向けの有料ECカートで、あらゆるビジネスのEC化を支援できるのが特徴です。
機能としては、簡単にECサイトの構築ができることはもちろん、商品管理やポイント設定、顧客管理など基本的な機能に加えて、広告管理、LTV分析など、さまざまなマーケティングやCRMに必要な機能が網羅されています。
メールや電話でのサポート体制も備わっているので、これからECをスタートしようと検討中の方はぜひご相談ください。
支援内容についてもっと詳しく知りたい人は、以下の導入事例を参考にしてみてください。
ECサイトとは?まとめ
今回は、ECサイトの定義や種類、運営するメリットとデメリットについて解説しました。
「ECサイト」とは、インターネット上で商品やサービスを購入できるWebサイトのことです。
最近はEC業界が盛り上がっているため、気になっている企業も少なくありません。
ECサイト事業への参入を検討しているのであれば、ECカートの選択には注意しておきましょう。
ECサイトの機能は、ECカートの性能に大きく左右される上に、完成した後に乗り換えることは現実的ではありません。
「結局何をしたらいいのか分からない」と思っている方は、まずは弊社にご相談ください。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございます。ここで最後にecforceのご紹介をさせていただきます。ecforce(イーシーフォース)は日本国内のEC・D2Cビジネスの現場を知り尽くした、わたしたちSUPER STUDIOが提供する国産SaaS型ECシステムです。EC・D2Cサイト構築の際の要件定義から成長拡大まであらゆるフェーズをサポートします。
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ecforceには、主に3つの特徴があります。
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特徴2. 売上を最大化する多彩なマーケティング機能
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特徴3. CSオペレーションやシステム運用工数を削減
CSオペレーションや広告管理といったEC運営では工数がかかり煩雑化する業務も自動化と操作性の高いUIで効率化。運営コストを削減します。
「ecforce」は、ECサイトの構築はもちろん、サイトを開設したあとの機能も充実。売上を上げるための豊富な機能からコストを削減する仕組みまで、ECビジネスの成長をサポートします。
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※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月