この記事でわかること
ECサイトを立ち上げたいと考えていても、どのツールを選べば良いのか迷いますよね。
近年、ECサイトの需要が高まってきており、それに伴い多くの構築ツールが市場に出てきました。
それぞれのツールには独自の特長や機能があり、一つ一つ比較するのは非常に大変です。
当記事では、ECサイト構築ツール9選を種類別に紹介します。ぜひお役立てください。
これからECカートを決める方・いまのECカートに満足してない方へ。以下の記事にも、あなたのお悩みが解決する情報が満載です。
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ECサイトを構築する方法4つ
ECサイトを構築する4つの方法を紹介します。
それぞれの特長やメリット、デメリットを解説するので、最適な選択をするための参考にしてください。
①ASPカート
ASPはApplication Service Providerの略で、サーバーやソフトウェアの設定、管理を専門のプロバイダが行ってくれます。
そのため、利用者は商品の登録やデザインのカスタマイズなど、主にビジネスに関連する部分に専念可能となります。
ASPカートは初期費用やランニングコストも低いため、手軽に、かつ安全にECサイトを始める方法として、初めての事業者に適しています。
②ECパッケージ
ECパッケージとは、事前に多くの機能やデザインテンプレートが組み込まれているECサイトの構築ソフトウェアのことです。
また、独自のデザインや機能を追加することが容易であることも強みで、継続的な月額料金が不要な場合も多く、長期的な運営を考える事業者におすすめです。
ただし、導入初期のコストはやや高めであり、技術的な知識が必要となる場合もあるので注意してください。
③モール型
Amazonや楽天などの大手ECモール内にショップを開設する方式です。
すでに高いブランド認知であることやモール側が提供する決済システム・販売促進ツールを利用できるため、運営の手間や技術がほとんど必要ありません。
ただし、他店舗との競争が激しく、モール側からの手数料やルールに従う必要がある点は注意しましょう。
④フルスクラッチ
既存のパッケージやテンプレートを使用せず、全て独自に開発してECサイトを構築する方法です。
最大のメリットは自由度の高さにあり、特定の業界やニーズに特化した機能やデザインを追求できます。
しかし、高い技術的なスキルや多くの時間が必要となり、初期投資や運営のコストが高くなる点がデメリットです。
ASPカートおすすめ4選
利便性と評価が高いASPカートを選べば、ECサイト運営の効率性と成功率を高められます。
ここからはASPカートのおすすめ4つを詳しく紹介し、それぞれの特徴やメリットを解説します。
①ecforce(ECフォース)
基本的なショッピングカート機能はもちろん、会員管理、在庫管理、マーケティングツールなど、豊富な機能を持っています。
さらに、APIの提供やプラグインの充実により他のシステムとの連携や機能の追加が容易となるので、デザインのカスタマイズも自在に行いながら、オリジナルのブランドイメージの向上が可能です。
機能の豊富さと高い拡張性で、中〜大規模のECサイト運営者に特におすすめのASPカートと言えます。
ecforceについての詳細は以下をぜひご覧ください。
②STORES(ストアーズ)
スタイリッシュなテンプレートが豊富に用意されており、非技術者でも簡単にデザインのカスタマイズが可能です。
モバイル対応やレスポンシブデザインが最初から備わっているため、どのデバイスからアクセスしても快適な閲覧体験が提供できる点が強みとなっています。
見た目の美しさと使いやすさを両立したASPカートとして、特にスタートアップや中小規模の事業者におすすめです。
③カラーミーショップ
簡単なドラッグ&ドロップ操作でデザインのカスタマイズができ、商品登録や在庫管理も非常にシンプルです。
また、多数の支払い方法に対応し、初期費用や月額利用料もリーズナブルに設定されています。
さらに、サポート体制も整っており、分からない点やトラブルに迅速に対応してくれるのも利点です。
ECサイト運営初心者でも安心して始められるため、多くの事業者からの信頼を得ています。
④BASE
BASEはシンプルなインターフェースと使いやすさで、初心者でも簡単にオンラインショップを開設できます。
また、スマホアプリからの運営もできるので、場所を問わずショップ管理が行えるのは大きな魅力と言えます。
登録料や年会費も一切かからないため、手軽にECサイト運営を開始したい方にとって、コスト面や操作性で非常に魅力的なASPカートです。
ECパッケージおすすめ2選
質の高いECパッケージを選ぶことで、ビジネスの成長や顧客満足度の向上につながります。
ここからはECパッケージのおすすめを2つ詳しく紹介し、それぞれの特徴やメリットを解説します。
①EC-CUBE
国内のECパッケージの中でも特にオープンソースとしての自由度と大規模なコミュニティが魅力です。
「EC-CUBE」の場合、多くの開発者がそのコードを利用して独自の拡張機能やプラグインを作成しており、様々な業種やビジネスモデルに合わせた機能追加が容易になります。
また、大規模なコミュニティが存在することで、トラブルや疑問点が生じた際には、多くの情報や支援を得ることも可能です。
中〜大規模のECサイト運営者や、特定の機能を追求したい事業者におすすめのECパッケージと言えます。
②EC-ORANGE
操作性と高い安定性を持つECパッケージです。
直感的な操作画面を持ち、初めてのユーザーでも迷うことなく各機能を活用できます。
商品の登録や在庫管理、売上データの分析など、必要な機能が整然と配置されているため、効率的な作業が可能です。
使いやすさと安心感で、初心者から上級者まで幅広く支持されるECパッケージとして、高く評価されています。
モール型おすすめ3選
すでに多くのユーザーが存在するモール型に参入することで、即座に広大な顧客層へのアクセスが可能です。
ここからはモール型おすすめ3選を詳しく紹介し、それぞれの特徴やメリットを解説します。
①楽天市場
日本を代表するモール型ECプラットフォームで、数多くのショップが出店しており、ファッションから家電、グルメまで、あらゆるジャンルの商品を取り揃えています。
出品の初期費用は60,000円で、月額料金は3つのプランにより異なります。手数料は売上によって割合が変わるのも特徴です。
②Amazon
全世界での巨大なユーザーベースと圧倒的な商品のラインナップで、トップクラスのモール型ECプラットフォームとして知られています。
商品の多様性、迅速な配送、安全な取引で消費者からの高い信頼を得ています。
出品の初期費用は無料で、月額料金は4,900円、手数料は8%~15%です。
圧倒的な集客力を誇っているため、顧客の数を増やしたい場合におすすめです。
③Yahoo!ショッピング
日本国内での高い知名度と信頼性を持ち、多様なショップが集まるモール型ECプラットフォームです。
ファッション、家電、食品など、様々なジャンルの商品が取り扱われており、Tポイントの影響でリピーターも多いです。
出店に際し、初期費用・月額料金は無料で、手数料は5.6%です。低コストで始めたい場合におすすめと言えるでしょう。
まとめ
今回はECサイト構築ツールをご紹介しました。
構築ツールの選択は、ビジネスの成功を大きく左右する要素のため、自身のビジネスの規模や目的、将来の展望を考慮しながら、最適なECサイト構築ツールを選んでください。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございます。ここで最後にecforceのご紹介をさせていただきます。ecforce(イーシーフォース)は日本国内のEC・D2Cビジネスの現場を知り尽くした、わたしたちSUPER STUDIOが提供する国産SaaS型ECシステムです。EC・D2Cサイト構築の際の要件定義から成長拡大まであらゆるフェーズをサポートします。
累計1,000以上のショップ様に導入されている国産SaaS型ECシステム「ecforce」。さらなる実績や機能のご紹介は以下からご覧ください。
ecforceには、主に3つの特徴があります。
特徴1. EC/D2Cビジネストレンドを踏まえた最先端のシステム
豊富な搭載機能/カスタマイズ性/アップデートスピードでEC事業スタート・カート切り替えに対応。毎月平均で10-20個の新機能をリリース。
特徴2. 売上を最大化する多彩なマーケティング機能
クライアントニーズや自社経験を元にトレンドを抑えてた「効果がある」機能を搭載。「広告改善・CVR向上」や「LTV向上/CRM最適化」まで顧客獲得〜リピート化といった各フェーズに対応した機能群で、マーケティング施策を一貫して実施できます。
特徴3. CSオペレーションやシステム運用工数を削減
CSオペレーションや広告管理といったEC運営では工数がかかり煩雑化する業務も自動化と操作性の高いUIで効率化。運営コストを削減します。
「ecforce」は、ECサイトの構築はもちろん、サイトを開設したあとの機能も充実。売上を上げるための豊富な機能からコストを削減する仕組みまで、ECビジネスの成長をサポートします。
ご興味がある方はぜひ、以下からお問い合わせをいただければ幸いです。
その他、ecforce公式サイトでは、弊社が実事業経験から得たEC/D2Cノウハウを無料ebookで多数公開しております。弊社が独自に提供しているノウハウをたくさんご活用下さい。
※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月