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ライブコマースは日本で流行らない?成功事例やコンテンツ作りの3つのポイントをご紹介!

ライブコマースは日本で流行らない?成功事例やコンテンツ作りの3つのポイントをご紹介!

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この記事でわかること

    パソコンやスマホなどのデジタル機器が普及して久しい今、実店舗では買い物せずに、オンラインショッピングですましてしまう方も増えています。

    総務省がまとめたデータによれば、インターネットショッピングを利用したことのある人の割合は7割を超えており※、今後もその傾向は続いていくことが予想されるでしょう。

    総務省|デジタル利用環境・サービス等の活用状況

    今回はそんなオンラインショッピングをリアルタイムの配信でおこなうライブコマースについてご紹介します。ライブコマースの特徴は何で、どんな成功事例があるのかを確認することで、不安なくライブコマースを利用したマーケティングを実施していきましょう。

    これからECカートを決める方・いまのECカートに満足してない方へ。以下の記事にも、あなたのお悩みが解決する情報が満載です。
    4つのECサイト構築事例。新鋭D2Cブランドの動向から読み解く「狙い」とは?

    ライブコマースとは?

    ライブコマース(Live Commerce)とは、YouTubeやニコニコ動画、AbemaTVなどの動画配信サービスのライブ配信を駆使してリアルタイムに商品を販売する手法です。

    端的に言えば、テレビショッピングのネットバージョンです。ただし、テレビショッピングが会社側の情報を一方的に伝える一方で、ライブコマースは動画配信サービス内のコメント欄で相互にやりとりできるので、より視聴者に寄り添ったPRができます。

    有名人やインフルエンサーを起用することで、会社のアピールも期待できるでしょう。

    ライブコマースが注目されてる背景

    ライブコマース市場が活況な背景には、パソコンやスマホ、タブレットの普及率の高まりや人々たちの生活様式がよりオンライン化に向かっている点が挙げられます。

    とくに若年層の間でライブコマースでのショッピングは広がりつつあり、NTTコムリサーチによれば、20代の66.2%、30代の59.6%が購入経験があると回答しています。

    自社商品・サービスのターゲットとなる客層に合わせた人間を起用することで、会社や商品・サービスの認知拡大につながり、顧客からの信頼獲得に役立つでしょう。

    視聴者としても配信者とチャットを通してコミュニケーションがとれるので、配信内容をより身近に感じ、商品・サービスを購入したいという心理が高まるはずです。

    日本でライブコマースは流行らない?

    中国では、ライブコマースの流通総額は約22兆1,382億円で、前年度よりも約3倍も伸びましたが、日本ではそれほどの勢いはないように感じられるのではないでしょうか?

    日本のEC市場は2021年時点で13兆2,865億円で好調ですが、EC化率を見てみるとたったの8.78%にとどまっており、ライブコマースの導入にはいたっていない企業が大半です。

    しかし、コロナ禍のせいもあってEC化率は徐々に伸長しています。2019年には6.76%、2020年には8,08%、2021年には8.78%とその伸び率は着実に高まりつつあるのです。

    それに加えて、YouTubeやInstagramなどのSNSで一般人のインフルエンサー人気も高まり、ライブコマースが広がる社会的な下地は確かに整いつつあるので、中国のようにライブコマースの売上が爆発的に伸びる潜在性を秘めているといえます。

    ライブコマースの種類

    一口にライブコマースと言っても、主に以下の3つの種類が挙げられます。

    • SNS型ライブコマース
    • SaaS型ライブコマース
    • ECモール型ライブコマース

    SNS型ライブコマースとは、YouTubeやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSの配信機能を用いて商品・サービスを販売する方法。手軽に配信できるのが魅力です。

    自社ECサイトにライブコマース機能を組み込むのがSaaS型です。自社ECサイト経由の売上アップが見込めますが、システムの導入・維持に相当の費用がかかります。

    ECモール型は、ECモールのライブ機能を使う方法です。ECサイトを利用しているユーザーに対して強力にアプローチできますが、自分でデータを分析しなければなりません。

    日本企業のライブコマース成功事例3選

    ライブコマースに成功している日本企業には以下のようなものがあります。

    • ユニクロ
    • 資生堂
    • 無印良品

    ここでは、ライブコマースの導入事例についてチェックしてみましょう。

    1.ユニクロ

    ユニクロは2020年に「LIVE STATION」というライブコマースをスタート。毎回ファッションモデルや有名人がユニクロの服でコーディネートを披露し、視聴者からの疑問や不安に対して回答していく相互コミュニケーションを前提にしたライブコマースです。

    特定のアイテムについて深堀りして配信することで、視聴者の商品理解を深め、思わず購入したいと思わせるようなライブ配信をテーマにしているようですね。

    ユニクロ|ライブステーション

    2.資生堂

    資生堂では、コロナ禍を契機にライブ配信を本格始動させました。新商品の紹介や美容の専門家による美容方法の紹介、悩みに対するリアルタイム回答を実施しています。

    ライブ配信の限定特典をつけることで、購買意欲の向上もはかっていますよ。

    SHISEIDO

    3.無印良品

    無印良品では、人気商品や注目の商品をライブコマースで紹介しています。暮らしに役立つ豆知識や商品の活用法も配信でき、気に入った商品はその場で購入可能です。

    ターゲットとなる女性向けの企画や商品紹介が功を奏している好例といえます。

    無印良品

    ライブコマースを実施するメリット

    ライブコマースを実施するメリットは以下の3点です。

    • ライブコマース市場は今まさに盛り上がっている
    • 商品の魅力を動画で発信し、相互コミュニケーションできる
    • 配信場所や視聴場所を選ばない

    上記したように、物販のEC化率は年々上昇しており、ライブコマースの需要も高まっていくことが予測されます。ライブコマースは臨場感があるだけでなく、運営者と視聴者がお互いにコミュニケーションをとりながら配信内容を作っていけるのが最大の魅力です。

    視聴者が感じた疑問や悩みをチャットでの書き込み、それを踏まえて配信者がアイテムの使い方や注意点などを説明することで、商品の購入を後押しできます。

    ネット環境さえあればどこでも配信・視聴でき、商品をPRできる気軽さも魅力ですね。

    ライブコマースを実施するデメリット

    ライブコマースを実施するデメリットは以下の3点です。

    • 事前告知がマスト
    • 配信者によって売上が左右される
    • 紹介する商品選びによっても売上が左右される

    ライブコマースは宣伝が命です。事前に配信内容についてSNSや公式サイト上で告知しておかないと、せっかくライブ配信しても集客につながらないでしょう。

    また、配信者に誰を抜擢するのか、どのターゲットに向けてどんな商品をアピールするのかなど、ターゲットに合わせてライブコマースの配信内容を決める必要があります。

    成功するライブコマースコンテンツを作る3つのポイント

    ライブコマースを成功させるためには、以下の3つのポイントを確認しましょう。

    • タイミングや配信頻度
    • 配信するサービスの選定
    • 企画の流れを用意する

    ここでは、ライブコマースの企画に必要な考え方についてご紹介します。

    1.タイミングや配信頻度

    ライブコマースの配信を見てもらいたいターゲットを想定して、効果的に視聴数が稼げるような時間帯や配信頻度でライブ配信するのが賢明です。

    20代〜30代の男性をターゲットにするなら、昼休みや夕方以降に配信すると見てもらいやすいでしょう。その一方で、主婦層がターゲットなら平日の日中がおすすめです。

    このように、ターゲットの客層によって、配信するタイミングを調整してみましょう。

    2.配信するサービスの選定

    自社商品であれば何を配信してよい訳ではありません。ターゲットの興味関心をそそるような商品・サービスを選定して、ライブで配信する必要があります。

    3.企画の流れを用意する

    ある程度の配信内容の流れを決めて、出演者が説明する内容やプロモーション内容、売上アップにつながるような配信の終え方を考えなければなりません。

    よくあるのは出演者が商品を紹介して、視聴者との掛け合いをしていく中で疑問や不安を解消し、最終的に商品のプロモーションを実施する方法です。

    配信内容を事前にすべて決めておく必要はありませんが、締まりのあるライブ配信をおこなうためには、ある程度の流れを決めておくようにしましょう。

    ライブコマースで自社商品・サービスの売上アップを狙おう!

    この記事では、ライブコマースの概要や将来性、日本企業の導入事例、メリット・デメリット、成功するライブコマースの考え方についてご紹介しました。

    ライブコマースはリアルタイムに自社商品やサービスをアピールできる集客方法です。視聴者とコミュニケーションをとりながら配信できる点が魅力だといえます。

    成功するライブコマースを実施するためには、自社商品・サービスのターゲットを見極めたうえで、配信タイミングや紹介する商品、企画の流れを考えていきましょう。

    ※記事の情報は2024年4月10日時点のものです

    参考元:PR TIMES|NTTコム リサーチ自主調査「ライブコマース」に関する調査

    https://www.meti.go.jp/press/2022/08/20220812005/20220812005-h.pdf?_fsi=lcQKPQ2j

    【最後に】
    ここまで読んでいただきありがとうございます。ここで最後にecforceのご紹介をさせていただきます。

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    累計1,000以上のショップ様に導入されている国産SaaS型ECシステム「ecforce」。さらなる実績や機能のご紹介は以下からご覧ください。

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    特徴2. 売上を最大化する多彩なマーケティング機能

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    D2Cを成功に導くために必要なものとは?
    ※1:稼働済みショップの平均年商 / 集計期間 2021年7月~2022年6月
    ※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
    ※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月

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