この記事でわかること
「ECサイトの売上をアップしたい」「SEO対策をすることで、より効果的に、かつコスパよく集客を実施したい」と考えている方は多いのではないでしょうか?
どんなに見栄えのいいECサイトを作ったり、どんなに競合他社よりも良い商品を開発したりしても、ユーザーの目に触れなければ売れる商品も売れません。
しかし、自社ECサイトにとって最適なSEO施策を講じることで、低予算でも効果的に集客でき、自社商品・サービスの売上アップが見込めます。
本記事では、SEOの概要やECサイトにおける重要性、ECサイトのSEO対策の具体的な内容、SEO対策を考える上での注意点をご紹介します。
SEO対策の重要性を把握した上で具体的なSEO施策を実践して、ECサイトを通じた商品・サービスの売上をアップさせたいと考えている方は参考にしてみてください。
これからECカートを決める方・いまのECカートに満足してない方へ。以下の記事にも、あなたのお悩みが解決する情報が満載です。
4つのECサイト構築事例。新鋭D2Cブランドの動向から読み解く「狙い」とは?
SEO(Search Engine Optimization)ってなに?
SEOとは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称です。簡単に言うと、特定KWの検索結果において上位表示されるサイトを目指す施策のことです。
ユーザーが何かを知りたい時は、検索結果に上位表示された記事から順番に読むのが一般的。そのため、検索上位にランクインすることでECサイトの認知度を高められます。
もし競合他社の上位記事で知りたい情報が網羅されていれば、下位記事をわざわざ読む必要はありません。自社の知名度を上げてECサイトの売上アップを狙うなら、きちんとSEO対策をしてECサイトが上位表示されることがいかに重要かがわかります。
ECサイトにSEOが必要となる背景は?
ECサイトのSEO対策を徹底することで、GoogleやYahoo!などの検索エンジンから流入してくるユーザーを対象とした集客をおこなえます。自社商品やサービスのことを全く知らなかった層にも認知を拡大できるので、売上アップにも大きく貢献するでしょう。
また、ECサイトにSEOが求められる背景には、EC業界全体の好況やグローバル展開にも対応できることなども挙げられます。ここでは、具体的な背景についてご紹介します。
ECサイトのユーザー数や売上高は上昇傾向にある
ECサイトの市場全体の成長率は世界各国で上昇しつつあります。総務省が発表した『世界のEC市場の売上高の推移及び予測』のデータは以下のとおりです。
各国のEC市場の成長率の予測(2023~2027年) |
成長率 |
日本 |
10.3% |
ブラジル |
14.6% |
インド |
13.9% |
中国 |
12.4% |
アメリカ |
10.9% |
引用元:総務省|各国のEC市場の成長率(2023年~2027年)
EC市場の規模は今後も拡大していくことが予測されており、ECサイトのSEO対策を講じることで、ECサイトへのユーザーの流入を目指す重要性は日増しに高まっています。
海外ユーザーにもアプローチできる
ECサイトの市場は日本だけでなく、アメリカや中国、ブラジルなど、世界各国で拡大しつつあります。そのため、ECサイトの集客をすることは、国内外のユーザーを集客することにつながり、拡大し続けるEC市場にアプローチすることに直結するのです。
自社商品やサービスをグローバル展開したいと考えている方にも、ECサイトのSEO対策はとても重要性の高いマーケティング施策だといえるでしょう。
【全部で3種類】ECサイトのSEO対策
ECサイトのSEO対策は大きく分けて次の3種類があります。
- ブログコンテンツ対策
- サイトの内部対策
- サイトの外部対策
SEO対策の具体的な内容を知って、日々のECサイトの運営業務に活かしましょう。
ブログコンテンツ対策
ECサイトへの流入数を増やすためには、検索結果で上位表示されるようなブログコンテンツを作る必要があります。ブログコンテンツを作る際の流れは次のとおりです。
- ブログのキーワードや共起語、再検索KWを選定する
- タイトルやディスクリプションにKWを含める
- 読者の理解を深める画像や説明を入れる
ブログの良し悪しがECサイトの集客を左右するといっても過言ではありません。基本的なSEO対策をチェックして、すぐにでも実践できるようにしておきましょう。
1.最適なKWや共起語、再検索KWを選定する
競合他社が少なく、複数のキーワードからなる「ロングテールキーワード」からキーワードを選定するのが基本です。また、自社商品・サービスの購入につながりやすいキーワードを選ぶことで、ブログの読者がそのまま自社商品・サービスを購入してくれることも。
ロングテールキーワードを選定するメリットは、大手企業サイトやドメインパワーのあるサイトが対策していない穴場KWを選べば、検索結果に上位表示されやすい点です。
また、対策キーワードと一緒に検索される共起語を「ラッコキーワード」などのツールで見つけて記事に違和感なく散りばめたり、「再検索キーワード調査ツール」で読者が疑問を解消できずに何度も検索しているキーワードを見出しに含めたりすることも重要です。
2.タイトル・ディスクリプションにKWを含める
タイトルやディスクリプション、見出しなどに対策キーワードを使うようにして、検索エンジンに対策キーワードを含む記事であることを認知させる必要があります。タイトルや見出しにKWを含めることはSEOに直接影響するほか、ディスクリプションにもKWを含めることで、記事のクリック率にプラスの影響を与える可能性が高いでしょう。
3.読者の理解を助ける画像や図を挿入する
読者の想像を助けるイメージ画像や図解画像を挿入することでブログの読了率を伸ばし、画像の説明文であるalt情報を記載することでSEOで評価されやすいブログになります。
サイトの内部対策
ECサイトのSEO対策にはブログ内の内部施策も含まれます。パソコンだけでなく、スマホからでも読みやすいブログやサイト作りを心がけたり、使用する画像を軽くしてサイトの表示スピードを改善したりと、読者の満足度を向上する施策もSEO対策の一環です。
ユーザーフレンドリーなECサイトの構造が、SEO対策にも直結することになります。
サイトの外部対策
ECサイトと外部をつなげる施策もSEO対策です。たとえば、他のサイトに紹介されたり、SNS上でシェアされたりなど、サイトを外部につなげる施策もSEO的には評価されやすいです。いくつかのシェアボタンを配置し、SNSなどで積極的に自社ECサイトの情報を発信していくことも、ECサイトのSEO対策を考える上では重要な視点ですね。
ECサイトのSEO対策における注意点
ECサイトのSEO対策を講じる上では、次の点に注意しましょう。
- 質の低い被リンクや不要なワードを含むスパム行為
- 自社商品・サービスの購入までの導線を考える
- セキュリティを高めるSSLは必須
ECサイトのSEO対策として対策KWを含めることや外部対策が重要であることはお伝えしましたが、自作自演で被リンクを大量に挿入するのはSEO的には逆効果です。また、関係のないワードを大量に入れてしまうと、優先度の低い記事と判断されてしまうリスクも。
読者が求めている情報を提示して、悩みを解決する手段として自社商品がベストであることを伝えることで、読者の行動につながるコンテンツになるでしょう。
また、ECサイトのセキュリティを担保するネット通信の暗号化(SSL対策)はGoogleが公式に推奨している施策。まだ導入していないなら、早急に取り組むべきでしょう。
ECサイト経由の売上アップには正しいSEO対策が必須!
この記事では、ECサイトのSEO対策の概要や重要性、具体的なSEO対策のブログ対策・内部対策・外部対策を解説し、SEO対策における注意点についてもご紹介しました。
売れるECサイトを目指すならSEO対策が必要不可欠です。ECサイトの市場規模は今後も成長していくので、ECサイトの良し悪しが企業の売上に直結するといえます。
SEO対策をしっかりとおこなって、売れるECサイトを作りましょう。
【最後に】
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豊富な搭載機能/カスタマイズ性/アップデートスピードでEC事業スタート・カート切り替えに対応。毎月平均で10-20個の新機能をリリース。
特徴2. 売上を最大化する多彩なマーケティング機能
クライアントニーズや自社経験を元にトレンドを抑えてた「効果がある」機能を搭載。「広告改善・CVR向上」や「LTV向上/CRM最適化」まで顧客獲得〜リピート化といった各フェーズに対応した機能群で、マーケティング施策を一貫して実施できます。
特徴3. CSオペレーションやシステム運用工数を削減
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※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月