この記事でわかること
「自社ECサイトのトラフィックやユーザーの行動を分析したい」「ECサイトの分析に役立つおすすめのツールとその選び方が知りたい」と考える方は多いのではないでしょうか?
自社ECサイトの売上が芳しくない、継続的な売上が維持できないといった悩みを抱えている方でも、ECサイト分析ツールを用いることで自社ECサイトを改善できます。
本記事では、自社ECサイトの分析ツールを導入すべき3つの理由や実際におすすめのツール6選、失敗しないECサイト分析ツールの選び方についてご紹介します。
自社ECサイトの分析ツールの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
これからECカートを決める方・いまのECカートに満足してない方へ。以下の記事にも、あなたのお悩みが解決する情報が満載です。
4つのECサイト構築事例。新鋭D2Cブランドの動向から読み解く「狙い」とは?
ECサイトの分析ツールを導入するべき3つの理由
ECサイトの分析にツールを活用すべき理由には、以下の3点が挙げられます。
- 自社ECサイトの現状の把握に役立つ
- 効果的にECサイトを改善できる
- ECサイト運営を効率化できる
ここでは、分析ツールを導入すべき理由について再確認しましょう。
1.自社ECサイトの現状の把握に役立つ
ECサイト分析ツールを導入することで、自社ECサイトが抱える問題点や強みなどが浮き彫りになります。具体的には、想定した顧客に対して何がどれくらい売れているのか、ユーザーの流入数やコンバージョン率、リピート率などのポイントが把握できます。
ツールで自社ECサイトの問題点や強みを再認識して、次のステップに進みましょう。
2.効果的にECサイトを改善できる
ECサイト分析によって課題を認識したら、ツールを使ってピンポイントで問題の原因を改善していきます。ツールによってデータに依拠した確度が高い施策が打てるのが魅力です。
たとえば、コンバージョン率をアップさせるためにLPのデザイン変更や文言の変更をしたり、広告としてのペルソナを見直したりなど、具体的な施策が打ち出せます。
3.ECサイト運営を効率化できる
ECサイト分析ツールの導入によって、詳細な顧客データを自動的に取り込んで分析できるため、ECサイトの運営体制を効率化できるのが強みです。
ECサイト分析ツールがないと、データを一つひとつ収集してはExcelにまとめてデータ化しなければなりません。しかし、ツールさえあればこれらの作業を完全に自動化できます。
時間や労力を削減しながら、自社ECサイトをうまく運営したい方には欠かせません。
おすすめのECサイト分析ツールランキングTOP6
おすすめのECサイト分析ツールには、以下の6つがあります。
- Google Search Console
- Google Analytics4(GA4)
- Google Trends
- Microsoft Clarity
- SimikerWeb
- ecforce data solution
ここでは、各ツールの特徴やおすすめポイントについてチェックしましょう。
1.【無料】Google Search Console
Google Search Consoleは、GoogleがWebサイト分析のために無料で提供しているツールです。インターネット検索システム上のトラフィックや掲載順位を測定し、プッシュ通知でECサイト上の問題点を報告します。無料でECサイトの分析に大いに役立つツールです。
商品ページやコンテンツが、どれくらい検索されているかを視覚的にリサーチできます。
出典:Google Search Console 公式サイト(2025-02-12)
2.【無料】Google Analytics4(GA4)
Google Analytics4は、Googleが提供している無料のツールです。ECサイトのユーザー数・滞在時間の測定や流入・購入経路の分析が可能です。自社ECサイトを訪れたユーザーの詳細な行動が確認できるため、1ページ単位のECサイトの商品ページの改善に役立ちます。
Googleとの連携もできるため、シームレスに分析・集客したい方におすすめです。
出典:Google Analytics4 公式サイト(2025-02-12)
3.【無料】Google Trends
Google Trendsは、検索エンジンでリサーチされているキーワードを把握できるツールです。自社ECサイトのオリジナルコンテンツを作成するにあたっては、世間的に注目を集めている話題について敏感にキャッチして、内容に落とし込むことがきわめて重要です。
Google Trendsを有効活用すれば、注目されているキーワードを見つけられます。
出典:Google Trends 公式サイト(2025-02-12)
4.【無料】Microsoft Clarity
Microsoft Clarityは、Microsoft社が提供している無料の分析ツールです。ユーザーの動線を可視化するヒートマップやセッション録画、Googleアナリティクスとの連携が可能です。
ページ内の各要素のクリック率を調査でき、各要素ごとの微調整に役立ちます。
Webサイト上のユーザーの動線を、細かく分析・改善したい方におすすめです。
出典:Microsoft Clarity 公式サイト(2025-02-12)
5.【無料】Similarweb
Similarwebは、市場や競合他社のWebサイトを分析できるツールです。クロスリテール分析で、検索数が多いカテゴリに絞ったマーケティング戦略を効率的に組み立てたり、顧客データを分析することで売上変化や価格の変動などを予測したりするのにも役立ちます。
競合他社との比較検証を重ねながら、ECサイトの改善に活かしたい方におすすめです。
出典:Similarweb 公式サイト(2025-02-12)
6.【有料】ecforce data solution
出典:ecforce data solution 公式サイト(2025-02-12)
ecforce data solutionは、ECサイト分析に必要な顧客の行動・売上データのほか、ECサイト構築システムのecforceと連携した在庫・広告データを一括管理・分析できるツールです。
ノーコードなのでプログラミングの知識なしでも直感的にダッシュボード管理ができます。
カスタマイズ性にも優れており、自社ECサイトが求める指標を効率的に分析可能です。
失敗しない!ECサイト分析ツールの選び方
ECサイト分析ツールの選び方は、以下の3つのポイントにまとめられます。
- 複数の分析ツールを比較する
- サイト内検索ログ情報が分析できるか
- サポート体制が充実しているか
気になるツールをいくつか列挙してみて、使える機能や料金、カスタマーサポートなどのポイントに基づいて、ECサイト分析ツールを比較・検討してみましょう。サイト内検索ログ情報も追跡できるツールだと、サイトの問題点をより明らかにできておすすめです。
ECサイト分析ツールを導入して自社ECサイトを成長させよう!
この記事では、ECサイト分析ツールを導入すべき3つの理由やおすすめのツールランキング6選、失敗しないECサイト分析ツールの選び方についてご紹介しました。
ECサイトの分析ツールを導入することで、自社ECサイトの現状を理解し、それによって効果的に問題点を解消でき、より効率的にECサイトを運営できます。
自社ECサイトの分析に効果的なツールを選び、EC事業を成功に導きましょう。
【最後に】
ここまで読んでいただきありがとうございます。ここで最後にecforceのご紹介をさせていただきます。ecforce(イーシーフォース)は日本国内のEC・D2Cビジネスの現場を知り尽くした、わたしたちSUPER STUDIOが提供する国産SaaS型ECシステムです。EC・D2Cサイト構築の際の要件定義から成長拡大まであらゆるフェーズをサポートします。
累計1,000以上のショップ様に導入されている国産SaaS型ECシステム「ecforce」。さらなる実績や機能のご紹介は以下からご覧ください。
ecforceには、主に3つの特徴があります。
特徴1. EC/D2Cビジネストレンドを踏まえた最先端のシステム
豊富な搭載機能/カスタマイズ性/アップデートスピードでEC事業スタート・カート切り替えに対応。毎月平均で10-20個の新機能をリリース。
特徴2. 売上を最大化する多彩なマーケティング機能
クライアントニーズや自社経験を元にトレンドを抑えてた「効果がある」機能を搭載。「広告改善・CVR向上」や「LTV向上/CRM最適化」まで顧客獲得〜リピート化といった各フェーズに対応した機能群で、マーケティング施策を一貫して実施できます。
特徴3. CSオペレーションやシステム運用工数を削減
CSオペレーションや広告管理といったEC運営では工数がかかり煩雑化する業務も自動化と操作性の高いUIで効率化。運営コストを削減します。
「ecforce」は、ECサイトの構築はもちろん、サイトを開設したあとの機能も充実。売上を上げるための豊富な機能からコストを削減する仕組みまで、ECビジネスの成長をサポートします。
ご興味がある方はぜひ、以下からお問い合わせをいただければ幸いです。
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※2:ecforce導入クライアント38社の1年間の平均データ / 集計期間 2021年7月と2022年7月の対比
※3:事業撤退を除いたデータ / 集計期間 2022年3月~2022年8月